>>314 >権限の話をされた時に「オレの主張にはそんなもん出てきてないんだから関係無い!」で済むのなら、
>憲法に民主主義が書いてない件について、民主憲法と呼ばれてるとか消去法で民主主義しか無いとかいう話をいくらほざいても、
>「憲法に民主主義って書いてない」と主張してる側はそんな話をしてないんだから関係無いわな。
はあ?バカ?
論証ってのは「前提→結論」だろ?
権限がないってのは、「何らかの権限」を指して「無い」と述べる主張。
これで反論が構成されるとしたら、相手の前提にこの「何らかの権限」が「有る」というのでないとダメだろ?
それ以外に何が想定できるんだ?
(そもそも、反論になってないのに反論のつもりでいるのが問題なんだが)
「済む」もなにも、前提に無いなら反論にならねーし、反論であることを示すのが反論者の役目だろ?
意味不明な文字列を指して「これが反論だ」で反論になると思うか?
その一方で、オレが言う「憲法には民主主義って文言が明記されているわけじゃないが」は
普通の科学論と同じように、「憲法についての論」としてOK。
なぜなら、通常の科学理論だって、科学の対象である実在(あるいは自然)から、直接導かれるわけじゃない。
観察が前提といっても、「論理の前提」にするには、何らかの言語に変換しなきゃならないわけで、
そのような「観察文」が「自然」に明記されてるわけじゃない。
また、「『観察文がある』と仮定すれば『観察文を前提に理論が導かれる』でいいんじゃないの?」と思うヤツが多いが、
そういう訳でもない。既に言ったように、理論はその論理的内容が観察文より大きく、
少ない内容から、大きな内容は論理的に導出できない(つまり、帰納法は厳密には成り立たないってこと)。
科学が実際に行ってるのは、理論を「前提→結論」のように確定させるのではなく、
それだけでは「真」にならない不確定な「前提→結論」によって「仮説」を作り、
それを観察によって検証(反証)するという作業である。つまり、消去法と同じ。
で、こんな「消去法」であっても、科学は「実在(自然)についての論」と言われているわけで、
同じ消去法の本論が「憲法についての論」ではないという理由はない。
以上。バカ相手なのに親切に説明しちまったな。