在日は憲法上の日本国民なのだが###34

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2311 ◆f.X.BeEk2g
(つづき)

・別に奴隷状態になってるわけでもない(国会議員もいた)のに、
 「People of Koreaが奴隷状態になってる」とする文中の「People of Korea」に在日を当てはめる必然性はない。
 このような文脈により「実質的に『朝鮮の統治機関』に属している(統治下にある)者」と読むことも可能である。
・たとえ、「People of Korea」に在日が含まれるとしても、カイロ宣言は「『People of Korea』を解放」など命じてない。
 「People of Korea」の部分は、現状認識を表明したものである。

“前記の三大国は、朝鮮の人民の奴隸状態に留意し、朝鮮を自由かつ独立のものにする決意を有する”
“The aforesaid three Great Powers, mindful of the enslavement of the people of Korea,
 are determined that in due cource Korea shall become free and independent.”

 つまり、既に奴隷状態でない者(解放されてる者)に対して、さらに何かせよとは言ってるわけではない。
・この条文が命じてるのは、「朝鮮を自由かつ独立のものにする」であり、この主語は「Korea」であって、
 「the people of Korea」ではない。Koreaの辞書的意味は「地域名」であり、カイロ宣言は
 朝鮮に自由な独立政府が樹立することを決意したものである。また「the people of Korea」が示す者が誰であれ、
 ソイツが「奴隷状態から解放された状態」であれば条文として満足(「現状認識→暗黙の目的」で、その目的は達せられた)であり、
 それ以上に何かすべきことを求めてるわけではない(求めているのは「朝鮮を自由かつ独立のものにする」である)。
・それがこともあろうに、参政権剥奪の上、「奴隷状態(一方的統治)」になることを求めているなど飛躍しずぎ。
・次に、「人間に対する主権」ってのが意味不明。現実に統治しており、統治が正当であるという立場なのに、
 何をもって「主権が及ばない」としてるのか不明。
・そもそも、国民かどうかを憲法論的に判断する際に、対人主権が必要か?
 国民である(でない)から、対人主権がある(無い)と認められるというのが普通で、
 その逆はまったく意味不明。結局、結論の先取りだろ?
・まあ、とにかく、低脳な認定法では「国民ではない」になるのかもしれんが、
 それが反論として、憲法論的な国民認定を否定する地位にあるのか、まったく不明。
・たとえポツダム宣言で非国民認定が求められたとしても、新憲法下で独立したら改めて国籍確認すればいいだけだろ。
 実際、一時的に非国民になった在日も普通に帰化が認められている。
・いずれにせよ、この「百歩譲った話」でも、「条約論(ポツダム宣言)」VS「憲法論(日本国憲法論)」になるだけで、
 どちらが勝つにしても、「憲法論では国民(本論)」が否定されるわけがない。

ちゃんと書くとアホがバレバレになるんだろうけど、まるで話にならないのでやり直し。