〓〓ネトウヨの病理 2 『自己愛性人格障害』〓〓
ともかく威張りたいとか、復讐したいとか、邪魔者が憎たらしいとか、被害妄想が強く周囲に敵がいるとか、特定の教義・信条を熱烈に
信奉して世直ししたいとか・・
「社会を見返してやりたい」という意識が強く、そのために情報や事象を自分に都合よく偏向解釈して脳内に格納し、理論強化することに
精を出す。規範・規律・統制が自分の思考を支配してしまい、その高邁な思想は常に周囲に理解されていなければならず、可能な限り
情報発信をして仲間を増やすことに強い使命感を感じるようになる。思想拡大を妨害する者は誰であろうが絶対に許さない。妨害者に対する
抑えようの無い憎しみがますます強くなり制御が利かなくなってくる。 そしてやがてある日・・・・・
こういった精神状態は幼少期における親の愛情不足や放任、精神発育期において周囲の環境から差別・いじめ・虐待を受けたことが原因に
なるこが多いようだ。何らかの精神的障害があって、生きている人に対する思いやりや共感が著しく減退しているのだ。
このような性格を持つ人間を病理学上「自己愛性人格障害」と定義している。
(
http://homepage1.nifty.com/eggs/narcis.html)
自己愛性人格障害者は、タカ派・極右・極左・カルト宗教信者にとても多い。一種の正義感はあるのだが、単に自分が威張りたいがために
「正義」を標榜する精神に変質していることを全く自覚できない状態といって良い。
残念なことに一度、自己愛性人格障害に罹ってしまうと治癒は極めて困難だ。異なる価値観を共有できないので排他的になり、自分自身で
思考を拘束してしまうのだ。まわりの社会状況の変化や逮捕拘置など、精神的に追い詰められてやっと自己矛盾を悟ったときはすでに手遅れで
強烈なうつ状態に陥ってしまいなかなか社会復帰できない。廃人同様になったり自殺してしまうケースもある。
自分にとって不利な事実・情報を真摯に受け止める寛容さや、思いやり、人間性を失したら理性ある社会人としては終わったも同然。
だからみなさん、自己愛性人格障害にならないよう、常に落ち着きと理性を保って憎しみと怒り心頭を抑え、温和な性格になろうと努力する
自己管理をお忘れなく。