”バイ コリア”外国人ら4ヶ月続けて多額の資金 【東亜日報】
http://news.donga.com/fbin/output?f=b0s&n=200908290074&main=1 外国人が国内株式と債権を大量に買い入れ、7月の証券投資収支が史上最大の純流入を記録した。
韓国銀行が28日発表した‘7月期国際収支動向’によれば、証券投資収支(株式および債権投資純輸出入額)は先月、
79億4010万ドルの純流入だとわかった。これは76億2300万ドルで史上最大になった、昨年5月の記録を越えたものだ。
証券投資収支は今年4月に71億3300万ドル純流入に切り替わって以来、5月(42億6350万ドル)と6月(53億4370万ドル)に
続き、7月までの4ヶ月連続純流入が続いている。
外国人は7月、株式と債権にそれぞれ31億4000万ドルと56億3000万ドルの合計87億7000万ドルを純投資した。今年に
入って7月までの外国人証券投資額は計274億9000万ドルに達した。
直接投資収支は6月2億1850万ドル純流入から、7月11億3930万ドル純流出へ転換された。これに伴い直接投資収支と
証券投資収支などを合計した資本収支は、6月純流出から7月には23億8480万ドルの純流入へ転換した。
韓銀イ・ヨンボク国際収支チーム長は、“国内株式市場が速い速度で回復するや、外国人らの投資資金が大挙流入した
ことで、これによって株価が上がり続け、投資金が継続して入ってくる好循環が持続した”と分析した。グローバル金融
市場が安定し、外国人らが米国債のような安全資産に投資するよりは、新興市場へ視線を転じたのも影響を及ぼした。
一方経常収支は、7月43億9740万ドルの黒字で6ヶ月連続黒字を維持した。今年の経常収支黒字累積額は合計261億
5000万ドルに増えた。商品収支が61億6510万ドルの黒字になって、経常収支黒字を導いた。
輸出は昨年7月より20.5%減ったが、輸入が34.8%減って、輸出より輸入の減少幅が大きい‘不況型黒字’構造が持続した。
反面、サービス収支(18億9410万ドル赤字)は7月の休暇シーズンが重なり、海外に出て行く観光客が増えたため、
6月より赤字幅が4億4870万ドル増えた。