釜山と福岡、「超広域経済圏」目指し4協力事業確定
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2009/08/28/0200000000AJP20090828003200882.HTML http://img.yonhapnews.co.kr/Basic/Article/JP/20090828/20090828191210_bodyfile.jpg 【釜山28日聯合ニュース】釜山市と日本の福岡市が超広域経済圏の構成に向け、ビジネス協力や人材育成・活用、日常交流など
4大分野の協力事業を確定した。
両都市は28日に釜山市内のホテルで、各市長をはじめ観光業界や企業支援機関関係者らが出席する中で第2回釜山・福岡経済協
力協議会を開き、両都市の繁栄と国境を超えた北東アジアグローバル経済圏を構成するための細部協力事業を決定した。
両都市はまず、産業の連係や発展を目指した未来志向的なビジネス協力事業を確定し、経済協力事務所の設置と中小企業CEO
(最高経営責任者)フォーラム運営、貿易商談会の開催、部品購買商談会・展示会を用いた産業間交流などを課題と定めた。
両国で活躍するグローバル人材の育成・活用に向けては、両都市の26大学で組織された大学間連合の活動、小学校副教材を用い
た相互理解の促進、学校間の姉妹交流支援、修学旅行の共同誘致などを進めることにした。
また、両市民が自由に往来できる日常交流圏の形成に向けては、両都市で使える電子マネーの導入、新規地域航空会社の就航、
航空・鉄道・船舶などを組み合わせたパッケージチケットの開発などを推進する。
釜山市と福岡市は同日、こうした内容を盛り込んだ協力事業推進合意書を作成し、調印式を行った。釜山市関係者は、両都市
は今回の事業を通じて実質的な地域経済共同体を構築するとともに、将来的には韓国南東部と日本の九州地域を連係し、人口
2129万人、地域内総生産5616億ドル(約52兆円)規模の北東アジア経済ベルトを築くことにしたと説明している。