大韓航空・韓進(ハンジン)海運会社債発行相次いで
ノ・ヒョンソプ記者 2009-07-23 20:40:29
http://www.fnnews.com/view?ra=Sent0301m_View&corp=fnnews&arcid=0921720155&cDateYear=2009&cDateMonth=07&cDateDay=23 最近航空と海運など、運送業種の実績改善が、はるかに遠いとみられる中で、会社債の発行
が続き、財務の健全性に対して憂慮の声が出てきている。
大韓航空(コスピ003490)は、会社債の償還と運用資金の用途を目的として、来月の初めを
目標に3年物と5年物で分け、1500億ウォン以上の無保証社債の発行を推進している、と伝え
られた。 すでに大韓航空は、今年2月に航空機のリース料と燃料費の支給のため、5000億
ウォンを発行し、また4月にも会社債の借り換えと航空機のリース料の支払い用途として、
2000億ウォンの会社債を発行した。
韓進海運(コスピ000700)も、2000億ウォン規模の2〜3年満期予定の会社債を発行する予定だ。
韓進海運は去る2月と4月にも、各々3000億ウォン規模の会社債を発行したことがある。
問題は、大韓航空と韓進海運の実績が、どちらも赤字を見せているため、負債比率が高い
状況での会社債の発行が増えているという点だ。 証券情報提供業者のFNガイドによれば、
大韓航空は2分期の営業収支も赤字が予想されているなかで、負債比率も596.48%(1分期末
基準)となっていて、相当高い水準だ。 借金の相当部分が為替レートの上昇により高まった、
外貨での借金の影響の点を勘案するとしても、負債比率が高いほうだ。また、韓進海運の
負債比率(1分期末基準)も172%で高いほうだ。 業界の状況が回復しなければ、増えた会社債
の利子の負担により、財務の健全性に否定的影響が及ぶとみられる。
幸い証券市場の専門家たちは、航空業種の場合、今年3分期のシーズンをむかえるため、
実績が改善されると見ている。 反面、海運業種は航空業種に比べ、状況が良くない。 実績
改善の動きが、航空業種より遅いと見えるためだ。
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