‘ギリシャ船舶王’船舶一気に処理ショッピング
2009.07.01.11:54
http://www.heraldbiz.com/SITE/data/html_dir/2009/07/01/200907010416.asp 地球村中古船攻撃買収
物流回復時期比較
中国船会社も加勢
資金不足韓国‘目を開いた盲’
お金の匂いに嗅ぐのに天賦的才能を持った‘ギリシャ船舶王’(Greek Tycoon)らの動きが尋常でない。 彼らは、
はやい景気の予測力と高い資金力を武器に、市場に入るべき時と抜け出す時を正確に捕らえる船舶投資の
鬼才らだ。 ギリシャ船会社がグローバル景気低迷期に中古船を掻き集めている。 資金難を体験している、
各国船会社らが市場に出す、安値の中古船を買いとり、景気回復期に現れる物流回復の時期を捕らえ、
かなりの収入を上げるという布石だ。
▲中古船掻き集めるギリシャ船会社=
1日の海運業界およびクラークソン集計によれば、今年に入り1〜5月でギリシャ船会社が公式に買い入れた
中古船舶の隻数は世界中古船取引量の10%にもなる。金額では5億ドル、船舶隻数は46隻ほどになると集計される。
だが船舶仲介業者などが集計した数値を見れば、実際の取引量はこのような公式集計をはるかに越える。
ギリシャ、アテネに本社を置いている連合船舶仲介業協会が集計した資料を見れば、ギリシャ船舶購入者らは
今年バルク船51隻とタンカー15隻、コンテナ船2隻を含み、総10億ドルに達する68隻の中古船を買い入れた。
http://www.heraldbiz.com/SITE/data/img_dir/2009/07/01/200907010232.jpg これは特に、昨年末の金融危機が迫る以前からと以後とは、明確に他の流れということが業界関係者たちの
説明だ。 今年のはじめから、ギリシャ船会社の船舶買い入れ規模が険しい上昇曲線を描いているということだ。
ギリシャ船会社は特にドライバルク船とタンカー船を集中的に買いとっている。 旅客船など他の船種は、毎月
少量の船舶を着実に買いとっている反面、ドライバルク船は今年のはじめに、タンカー船は3〜4月に入り集中
的に買収に出た。
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