【質問は】麻生太郎研究第236弾【主語を的確に】

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812日出づる処の名無し
【自民党のむちゃくちゃな経済観】

問い1:自民党は何故経済成長率をマイナスにしか出来ない予算で満足するのか?(IMFはGDPマイナス8%、内閣府はGDP押し上げ2%と発表→マイナス6%以上のマイナス成長)

答え:クラウディングアウトが起こる恐れがある

反論:クラウディングアウトは、経常黒字の日本では起きない。マクロ経済学をまったく知らないのか

問い2:自民党は何故、2011年や2015年に消費税率を引き上げると幾度も発表するのか?景気後退するのは歴史が証明している

答え:消費税を上げた替わりに社会保障費を増やしているから、逆に景気はよくなる。

反論:消費税を何%上げたとき社会保障費を何兆円増やすなどを何故明記しないのか?これを隠して、あたかも消費税を上げたら景気がよくなり
財政も健全化するかのごとく発表するのは、まさに国民を騙そうとしているとしか言いようがない。
また今まで数多くの試算を下方修正してきた反省はしているのか。インチキ計算をいつまで出し続けるのか
@2006年1月  黒字化可能と発表
A2007年1月  黒字化は不可能、しかし14.3兆円の歳出削減を行えば0.2%の黒字にできる。
B2008年1月  14.3兆円の歳出削減を行っても、0.1%の赤字になる。
C2009年1月  2011年度の基礎的財政収支は2.9%の赤字
           消費税を12%にすれば、2020年度に黒字になる。

【海外の識者からの声】
与謝野馨財務・金融・経済財政大臣は、消費税の引き上げを視野に入れています。「骨太の方針2009」の素案では
2011年から段階的に1%づつ消費税率を引き上げ、現在5%の消費税を最終的に12%にする。

【クルーグマン】
実に危険な考えですね。消費税アップは、効果としては金融引き締めそのものです。これほど景気が悪い状況で実施するのは
バカげている。日本は'97年にも同じことをして手痛い目に遭ったのに、まったく教訓を得ていないようですね。
いまは断じて消費税を引き上げるべき時ではありません。