"CMA残高増えるが…"悩み深くなった証券会社
マネートゥデイ|ハン・ヒヨン記者|入力2009.06.19 07:02 |
http://media.daum.net/economic/view.html?cateid=100017&newsid=20090619070205030&p=moneytoday [マネートゥデイ ハンヒ演技者][[thebell note]短期債権の金利上昇で評価損拡大]
証券会社のCMA(総合資産管理口座)が苦労の種に転落する境遇だ。市場状況が急変し、証券会社の保有債権の
評価損失が拡大しているためだ。 最近、先を争ってCMA誘致競争を行った証券会社らは、打つ手がなく胸焼け
だけしなければならない状況だ。
去る16日基準CMA残高は38兆4697億ウォンだ。 先月末の38兆4104億ウォンに比べ、500億ウォン増えた。
28兆6122億ウォンを記録した昨年10月残高よりは10兆ウォン近く増加している。 口座数も増加している。
16日基準での口座数は873万口から先月末864万口に10万口ほど増えた。
銀行との競争で、月給通帳を先行獲得するために証券会社らが死活をかけてCMAを誘致した結果だ。
証券会社らはCMAとクレジットカードが関連した商品を出すなど積極的にCMA広報に熱を上げている。
CMA誘致はそれなりに増えてはいるが、証券会社らの内部事情はただうれしくはない状況だ。 6月の
金融通貨委員会以後、債権金利が急騰し、証券会社らのCMA、RP(転売条件付き証券)取引用の債権保有分で
数十億ウォン台の投資損失が発生したためだ。
去る17日基準3年満期国庫債金利は4.24%。先月中旬3.7%水準だった国庫債金利は一ヶ月間で55bp超えて上昇した。
2年満期通安債金利も4.2%で先月末に比べて、70bpほど上がった。
CMAは金利変動が激しい、残存満期1年未満の短期債券を主に運用している。 最近債権金利上昇で保有した
短期債券価格が大きく下がり、証券会社らは大きい損害をこうむることになった。 これから金利上昇基調が
繰り広げられることの展望が多く、証券会社らの負担はより大きくなるものと見られる。
実際にある証券会社は、最近二日間で100億ウォンを越える損害をこうむった。 債権金利が上がって、
受けた評価損失にこれをヘッジしようとしていたスワップ取引と国債先物まで予想とは反対の市場状況が
繰り広げられ、三つの部門すべてで損失をこうむった。
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