[取材現場]危機の造船業、突破口は?
[経済]イ・スンジュン記者入力時間:2009.06.16 (23:31)
http://news.kbs.co.kr/article/economic/200906/20090616/1794722.html <アンカーコメント>
韓国輸出の牽引車造船業がさまよっています。 危機の原因は何で、突破口はないのか、取材記者とともに調べてみます。
<質問>
イ・スンジュン記者!
順調だった造船業がなぜこのように突然、深刻な沈滞をむかえているものですか?
<返事>
簡単に申し上げれば現在の難しい状況は、私たちの造船業界だけのことというよりは全世界の造船業界が、共通に
体験しているのを見なければならないようです。
昨年1分期には、全世界で450隻の船が注文されましたが、今年は、同じ期間に、ただ26隻しか発注がありませんでした。
造船業というのは、世界の原材料や商品らを運ぶ船主の海運会社に船を売る事業ですよね。
ところが景気の低迷で、物流自体が極端に減っているため、海運会社で船を注文する必要がないのです。
また、通常船の値段は数千億ウォンも必要なため、一度に支払わず、銀行から貸し出しを受けて払うのが一般的です。
ところが、この通り昨年始まった金融危機で、こういう資金調達が容易ではなくなった点も造船業の沈滞の原因と見る
ことができます。
<質問>
物流が減って、商船がよく売れないという話ですが景気が好くなるのを、待つほかはないのですか?
<返事>
もちろんそれを待つばかりで駄目だと思います。代案を探すべき時ですので、それは、商船ではない特殊船舶などが
代案として提示されると思います。
クルーズ船が一つの例です。
我が国が、世界最大規模のクルーズ船を作っているという方らは多くないはずです。
今、画面に出てくる船ですが、長さ360メートルに高さ93メートル.で8千4百人まで乗客が乗れます。
(1/3)続きます。