<錦湖(クムホ) 、大宇建設のジレンマ>
聯合ニュース 2009/05/26 22:28送稿
http://www.yonhapnews.co.kr/bulletin/2009/05/26/0200000000AKR20090526190900002.HTML (ソウル=聯合ニュース)ユン・ソンフィ、チェ・ユンジョン記者=大企業に対する本格的な構造調整を控えて、過度な買収・合併(M&A)で、
『負債のわな』にかかっている錦湖アシアナグループがジレンマに陥った。
27日、金融界などによると、債権金融機関は、錦湖アシアナグループの系列会社の売却などの厳しい構造調整をするように圧迫している。
錦湖アシアナグループは、流動性確保のために推進している錦湖生命の売却作業が金融危機などの突発的変化を受けて順調でない上に、
追加で出す系列会社もあまり適当なものがない難しさを訴えている。債権団と錦湖間の激しい駆け引きが続いており、ややもすると、構造
調整の作業が遅れる可能性もあると専門家らは指摘している。
◇ 錦湖、生命の売却 遅々として進まない..ぎゅっと押さえる
大宇建設プットオプション問題解決のために、流動性の確保に乗り出したの錦湖アシアナグループが最近息苦しい状況に直面した。
大宇建設プットオプシェオンというのは、錦湖(クムホ)グループが2006年大宇建設を買収し、財務的投資家から3兆5千億ウォン程の支援を
受ける代わりに、今年末までに大宇建設の株価が行使価格である3万1500ウォンを下回る場合には、これらに差額を補填するとした契約である。
現在、大宇建設の株価が1万500ウォンの水準に過ぎず、このまま行けば、錦湖は投資家の差額を補填しなければならない。
しかし、錦湖側の流動性確保のために売却を推進している錦湖生命は、市場に出て9ヶ月が経っても新しい主人を見つけられずにいる。
一時関心を見せていた有数の金融機関は、金融危機で離れたし、今はSC第一銀行と、国内外のファンドの2カ所程度が残っている。
錦湖は、来る6月の株主総会前に結論を出すことを希望しているが、容易ではないというのが関係者たちの診断だ。
弱り目に崇り目で、錦湖生命は売却が先延ばしにされ、当初の店頭市場で3万ウォンを超えていた株価が7千ウォン台に下落し、1兆ウォンに
達した売却価値が急落した。さらに支払い余力比率が下落するため、むしろ社屋の売却、有償増資、後順位の借入等を通じた資本の投入が
不可避となった。
(1/2)