外国人配当金2兆5千億…51%急減
三星電子.SKテレコム.POSCOの順
2009/05/19 12:00送稿
http://www.yonhapnews.co.kr/economy/2009/05/19/0325000000AKR20090519078300008.HTML (ソウル=聯合ニュース)イウン記者=
外国人保有株式の減少と景気低迷にともなう企業らの配当縮小で昨年外国人に支給した配当金が前年の半分の
水準に急減したことが分かった。
19日の韓国預託決済院は昨年12月に決算法人らが外国人株主に支給した現金配当は732社で、総額2兆5千5億ウォン
と前年度の829社、5兆1千446億ウォンに比べ、51.4%減少した。
全体での配当金は750社、総額7兆9千315億ウォンと前年対比33.9%減り、この中の外国人への配当金の比率は31.5%と
前年対比11.4%ポイント下落した。
市場別の外国人配当規模は有価証券市場が412社、2兆4千619億ウォンで51.2%減り、コスダック市場は320社、
386億ウォンで63.0%減少した。 外国人配当金比率は有価証券市場が32.7%で11.7%ポイント、コスダック市場は9.4%で
6.7%ポイント低くなった。
昨年外国人に配当金を最も多く支給した会社は三星電子で4千88億ウォンを支給しし、SKテレコム2千907億ウォン、
POSCO 2千773億ウォン、KT&G 2千9億ウォン、KT 1千257億ウォンの順だった。
コスダック市場ではGSホームショッピングが64億ウォンで最も多く、エスエプエイ39億ウォン、CJOショッピング30億ウォン、
メガスタディ28億ウォン、パラダイス17億ウォンなどだった。
国籍別の外国人への配当金規模は米国が1兆352億ウォンで全体の41.4%を占め、英国3千50億ウォン、ルクセンブルグ
1千511億ウォン、シンガポール1千354億ウォン、オランダ975億ウォンの順で多かった。
預託決済院関係者は"昨年の株式売却で外国人保有の持分が大きく減少したうえに、景気不振で企業らの全般的な
配当額が減って、外国人に支給された配当金が急減した"と明らかにした。