先日、ELS商品で満期日の最後の10分で急激に下落して、カナダの銀行の株価操作ではないか?
という記事がありました。(記事に出てきます。SKの株価操作疑惑です。)
聞くなELS投資..大当たりの夢追っていては'狼狽'
イーデイリー|ソン・ヒドン|入力2009.05.18 14:22 |修正2009.05.18 14:26
http://media.daum.net/economic/view.html?cateid=100035&newsid=20090518142203832&p=Edaily -複雑な構造理解難しくて..大部分が外国系商品
-手数料も高くて..店頭取引と監督死角地帯を放置
[イーデイリーソン・ヒドン記者]
会社員K氏(34)は生半可なELS(株価連係証券)投資で不覚を取った。 2006年9月にハイニックスを基礎資産とする
ELSに4000万ウォンを入れたが、収益はさておき元金さえ取り返せなくなったためだ。
K氏のELSはハイニックスの株価が基準価格の85%の下に下がらなければ14%の収益を提供する商品だった。 だが
当時3万8000ウォンだったハイニックスの株価は、以後逆さまに落ち始め、満期を残り4ヶ月余りに控えた現在の
ハイニックスは1万3000ウォン台まで陥った状況だ。 K氏はもう元金の半分でも取り返せればという心情だ。
◇複雑なELS構造..一般人理解大変で
ELSは市場に紹介された時から基礎資産の損失があっても収益を出すことができる商品として脚光を浴びた。 株価が
大きく上がらなくても証券会社が告知した下落率の下にだけ降りて行かなければ収益を出すために投資家の立場でも
乗り気になりそうだった。
このような収益の実現は複雑な構造から始まった。 基礎資産の株式と、関連債権を買収するのはもちろん、先物と
オプション、ELWなどでヘッジを行い、下落時にも収益を出ることができる構造を作っておいたためだ。
だが盲点はあった。 国内で売れるELS中で最も多い比重を占めるステップダウン型(Step Down)の場合、特定レベル
以下に落ちなければ約定した利子を貰えるが色々な基礎資産の中から一種目が取引場で一度でもレベルを下回る
瞬間に、その間の下落にともなうすべての損失を顧客の元金に反映する。
(1/3)続きます。