'事実上の現金' 通貨急増引き続き…新しいバブル憂慮
ノーカットニュース | 入力 2009.05.12 06:15 |
http://media.daum.net/economic/view.html?cateid=1037&newsid=20090512061506920&p=nocut [CBS経済部金鶴日記者]
市中資金が銀行から出引き出されず'事実上の現金'の超短期金融商品に留まる現象が続いている。 株価と不動産急騰
をあおりたてて新しいバブルを生み出す事が憂慮されている。
韓国銀行によれば、去る3月協議通話と広義通貨は正反対動きを見せた。 先に協議通貨の増加率は昨年同期に比べて、
14.3%も急増した。 3年7ヶ月ぶりに最高値だ。
協議通貨には現金でも直ちに現金に変えることができる要求ドル預金、随時入出式貯蓄性預金が含まれる。 事実上の
現金であるわけだ。
反面通常2年未満の満期に縛られている広義通貨の増加率は11.1%で、昨年5月以後ずっと鈍化傾向を見せている。
このように相反した傾向は4月にも続いているというのが韓国銀行の分析だ。 3月の協議通貨の場合、平均残高
(342兆8千億ウォン)が取止め(346兆2千億ウォン)より多いということ、広義通貨は平均残高(1470兆4千億ウォン)が取止め
(1467兆3千億ウォン)より多いということでこういう傾向を類推することができる。
それでこのような'事実上の現金'が増加する理由は何だろうか。 先に政府政策にもかかわらず、信用梗塞が相変わらず
で、金を融通するところがないためと見られる。 政府が莫大な流動性を供給して貸し出しを促しているけれど、信用梗塞
のためにまだお金が銀行の門の敷居を越えることができないという話だ。
韓銀金融統計チーム キム・ファヨン課長は"金を融通する投資先を探せないため短期運用現象が現れている"と説明した。
問題はこのお金の去就だ。 このお金は満期に縛られていなかった事実上の現金だから機会があれば一時に投資される
ことができる特性を持つためだ。
したがってこの不動資金は最近株価と不動産急騰をあおりたててバブルを量産することができるという憂慮も提起される。
特に景気が好転する場合に物価急騰を起こすこともできる。
協議通貨を含んだ、短期流動性資金は800兆ウォンを越えたと推算される。 景気の好転に合わせて、このお金を適切に、
吸収して、生産現場に投資されるように誘導することが韓国経済のカギになる展望だ。