[ブログ]米国不況終わったという展望と現実の差
記事登録:2009-05-11午後02:18:40
http://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/354270.html 米国の景気が少しずつ生き返る兆しを見せているという便りらが少しずつ聞こえます。 ‘最悪は避けた’という話が出てきて
います。 しかし実物経済という面で見る時、このようなニュースらが果たして実際に私たちが楽観できる便りとしては首を
かしげざるおえなく思われます。 まだ失業率は高いうえに今後も継続して、失業人口は増えると見られて、建設景気の
尺度になる住宅需要は増えているけれど実需要者らが銀行で融資を受けることはまだかなり難しいためです。
それにもかかわらず、景気が上昇するように見えるのは、ひとまずオバマの経済浮揚策が少しずつその効果を発揮すると
見る視角と米国の経済動向を報道する媒体らが、この不景気が最悪から抜け出していると見るのに異見がないのも同じこと
です。 しかし、この媒体らは現在の失業率がより良くなることとは見なくなっています。 すなわち、‘ポテンシャル’はあるが、
実際的なはずみをつけるのは時間が多少かかるということですね。 また、万一景気が好くなるといっても私たちが知っていた
好況の時代がくることは大変だという意見も侮れないです。 またこのようなトレンドは以前に米国人らが見せた‘消費中心の
経済’が帰ってくるのが難しいという推測も可能にしてくれています。
媒体らによれば、この恐慌がほとんど終わらんとしているのは事実だが、まだ商業用融資部門の多くの部分が今年満了する
が多くて、またこれらの中の相当数は再融資を受けるのが大変という理由が他の時限爆弾になっています。 そこに
クレジットカード部門で発生できるいわゆる‘クレジット大乱’の可能性もやはり相変らず、今なお残っている状態といいます。
このように‘爆弾があちこちに散在している状況’でも楽観的な報道態度を堅持する言論らはいったいどんな根拠でこういう
話をしているのでしょうか?
これらの考えの基底には、これから米国人らの生活パターン自体が変わるという前提が敷かれています。 その間完全に
‘金を借りても消費する’米国民らの形態が勤倹節約側に変えて、こうした状況下でひとまず銀行が丈夫になり、企業らが
少しずつ堅実性を取り戻して行くとの見解があるということですね。 これは以前の無分別な買収拡張を通じて、成長してきた
企業らが内実経営で堅調を取り戻すまで腰のベルトをきつくしめることであり、その時までは当然雇用の凍結などの緊縮体制
も取ることで、このような過程を通じて、消費経済中心の不健全がある程度ろ過されるという展望が含まれているようです。
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