“韓国、NIEs中景気低迷脱出1順位” ヘラルド経済|入力2009.05.11 12:35
http://media.daum.net/economic/view.html?cateid=1041&newsid=20090511123506487&p=ned IMF展望…楽観論警告も
6カ国のアジア新興工業国(NIEs)の中で韓国が最もはやく、景気低迷から脱出することだろうと国際通貨基金(IMF)が
展望した。
IMFは最近発刊した'アジア・太平洋地域経済展望報告書'で"中国、インド、香港、シンガポール、台湾など他の新興
工業国に比べて、韓国はさらに早く、より強く回復傾向に入り込むだろう"と明らかにした。
報告書は韓国の比較的はやい沈滞脱出理由として△急激な韓国ウォン価値下落(為替レート上昇)に起因した輸出の
利益拡大△強力な政府の景気振興策による内需基盤の維持などを挙げた。
韓国を除いた残り5カ国の新興工業国は、日本のように深くて退屈な沈滞からたやすく抜け出せないこととIMFは見通した。
その背景に対してIMFはこの報告書で"アジアの多くの国家らは高度技術製造輸出品に対する経済の依存度が非常に
高いが、これら製品に対する需要が経済危機で崩壊した"としながら"去る10年間でアジアと世界他の地域間の金融の
きずな関係が深刻化されて、アジア地域は全世界的な借入・投資縮小の圧力に露出しているため"と説明した。
IMFはまた"世界景気の回復が遅れる場合、アジア地域では、はるかに油断することはできない実体部門と金融部門間の
複合不況が引き起こされることがある"と警告もした。
もちろん韓国もアジア経済を襲った長期沈滞の影響から、完全に抜け出すと楽観することはできない。 残り5ヶ国に比べて、
相対的に沈滞脱出速度が速いということだけでは'私一人で好況'までは期待することはできないものと見られる。
IMFは中・長期的に"アジア国家は先進国需要の構造調整で縮小危険に直面している"としながら"アジア製造および輸出の
成長率は構造調整のため数年間でさらに低くなるため、輸出中心の成長戦略は過去のような成果を期待出来ない"と分析した。
一方IMFが展望した、今年4/4分期の我が国経済成長率(実質国内総生産基準)は前年同期比0%だ。 来年4/4分期の韓国
成長率は2.4%と見通した。 韓国経済成長率展望値はアジア新興工業国の平均での今年、来年4/4分期成長率予想の-1.5%、
2%よりは高い水準だ。 来年4/4分期予想成長率の基準では中国(7.9%)、インド(5.9%)、香港(3.2%)に至らなかった。