為替レート1230ウォン台に下落…政府対策作りに着手
ヘラルド経済|入力2009.05.11 10:49
http://media.daum.net/economic/others/view.html?cateid=1041&newsid=20090511104939583&p=ned&RIGHT_COMM=R1 ウォン/ドル為替レートが7ヶ月ぶりに1230ウォン台に下落するなど急落傾向が続いている。 これに
知識経済部が'ウォン高の勢いに備えた輸出競争力強化対策'の用意に入る一方企画財政部は緊急
幹部会議を招集するなど、急な為替レート下落に対する多角度の対応策の用意に着手した。
これに伴いウォン/ドル為替レート1200ウォンラインが守られるかが、外国為替市場の1次関心事に
浮び上がっている。
11日のソウル外国為替市場でウォン/ドル為替レートは前日より15.00ウォン落ちた1232.00ウォンで
取引を開始、午前10時10分現在1230ウォン台中盤で動いている。
これは昨年10月15日(1239.50ウォン)以後で最も低い水準だ。 財政部はこの日の午前ユン・ジュンヒョン
長官主宰で緊急核心幹部会議を開いて、最近の為替レートと外国為替政策方向に対して深みのある
討議を行ったと分かった。 合わせて状況部は実体経済の危機が本格化する下半期を狙って、ウォン高の
勢いにともなう輸出競争力強化対策樹立に着手した。
状況部高位の当局者は"ウォン高の勢い以後で輸出を広めるためには、企業競争力を失わないようにする
対策準備が必要だ"としながら"経済危機の真っ最中にある時は、ひとまず輸出を最大限増やすことが
目標だったために自動車、半導体など主力産業を中心に支援を広げたが、これからは戦略を変えなければ
ならない必要がある"と話した。
財政部関係者は"外国為替市場を鋭意注視している"としながら"外国為替当局が為替レートの方向を
言及することはできないが、雪崩現象は望ましくないということが基本の立場だ"と明らかにした。
最近の為替レート下落は株価の強勢と外国人の株式買いなどの影響のためだ。 外国為替市場関係者は
"ウォン/ドル為替レートは一両日中に1200ウォンラインを威嚇するものと見られる"としながら"外国為替
当局が速度調節に出るかがカギ"と話した。
一方、去る3月の初めに1600ウォンまで上昇したウォン/円だが、為替レートはこの日100円当り1250ウォン
台中盤まで落ちた。