上がっても下がっても大騒ぎ。
"為替レート錯視効果に騙されないこと"…財界・政府相次いだ'警告音'
韓国日報|入力2009.05.08 18:06
http://media.daum.net/economic/view.html?cateid=1037&newsid=20090508180607588&p=hankooki "為替レート効果が消えれば正に危機に処するだろう。"(男龍LG電子副会長、最近開かれた役員会議で)
"今年1分期に見えた輸出回復傾向は一時的な'為替レート効果'に過ぎない。 ウォン・ドル為替レートが1,200
ウォン台に下落した今、このような効果を期待することは大変だ。"(強豪文三星モバイルディスプレー社長、
5月の月例会で)
国内産業界に'為替レート錯視の'警告音が相次いでいる。 国内輸出企業らが今年1分期市場の予測を飛び
越える'アーニング サプライズ'(びっくり実績)水準の実績をおさめたが、これは一時的な為替レート効果で
あっただけで、ウォン・ドル為替レートが1,200ウォン台に下降安定傾向を見せることによって価格競争力に
赤信号がついているということだ。
実際先月の初め1ドル1,600ウォンに肉迫したウォン・ドル為替レートがその後持続的な下降曲線を描いて8日
現在では1,247ウォンまで落ちた。 日本企業との価格競争に直接的な影響を及ぼすウォン・円は為替レートも
先月初め100円当り1,600ウォン台で垂直落下したが、今月に入って、1,270ウォン台まで座り込んだ。 我が国の
主力輸出品目の60%以上が日本と競合する状況を勘案する時、国内企業らがこれ以上1分期のようにウォン貨
劣勢の恩恵を期待することは難しくなったわけだ。
為替レート下落にともなう損失規模は少なくない負担になるものと見られる。 8日の三星証券によればウォン・ドル
為替レートが1,300ウォンから1,200ウォンに下落する場合、国内主要輸出企業の営業利益はLG電子が1兆7501億
ウォン→1兆5472億ウォン、SKエネルギー1兆7499億ウォン→1兆4141億ウォン、現代車1兆5316億ウォン→
1兆485億ウォンなどに減る展望だ。
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