フィアット'車業界ビッグバン'の核で、現代・起亜車は?
"グローバル自動車産業再編開始の時であるだけに"現代・起亜車競争力強化切実
パク・ジョンジン記者| 05/06 08:07 |照会
http://car.mt.co.kr/news/news_article.php?no=2009050416324714320&type=2 イタリア自動車業者フィアットが世界自動車業界のビッグバンを主導するとみられ、国内自動車業界に
もどんな影響を及ぼすのか注目される。
フィアットが破産保護を申請した米国クライスラーの持分とオペルなどゼネラルモータース(GM)の
ヨーロッパ事業部門も引き受けを推進するという強固な意志を見せているためだ。
50年続いた黒字神話のトヨタが赤字を出して停滞する間に、ドイツ フォルクスワーゲンが今年
第1四半期にGMを抜いて世界2位(販売台数)にのぼるなど世界自動車市場の地図が変わっている状況
での動きなので神経を尖らせるほかはない状況だ。 米国'ビッグ3'没落にともなう'トヨタ-フォルクス
ワーゲン'両強者の構図での再編に、フィアットが変化の要素として登場してきていることで、世界
自動車市場はビッグバンをむかえているとみられる。
このような旋風の中で世界5位の現代・起亜車も生存競争の分岐点をむかえている。 特にフィアット
がクライスラー持分の引き受け等を通して、巨大な会社となり、グローバル市場を攻略する場合には
現代・起亜車には相当な負担として作用するという分析だ。
フィアットがクライスラー、オペル買収合併に成功する場合には年間600万〜700万台を生産して、800億
ユーロ(約1060億ドル)の売り上げを上げると予想する。 計算上では2007年基準で280万台生産となり、
現在の世界9位から一気にトヨタに続き2位に跳ね上がることができる。
その上に相対的に小型車に強みを持つフィアットがクライスラーを活用して、北米国市場の基盤を磨き
上げてオペルなどとヨーロッパ・南米などを攻略するならばシナジー効果が大きいと期待される。
現代・起亜車としては中小型車競争で'恐竜級の'競争者となりかなりの負担になる。
2005年に赴任して1年余りで赤字に苦しんだフィアットを再生したセルジオ マルチオネ最高経営者が勝負を
かけたわけだ。 すでにイタリアのマスコミらは"フィアットは'米国の征服者'"と興奮している。
(1/2)続きます。