▼銀行圏の不実債権(=不良債権)、20兆に希薄・・・5年ぶりに最大
- 不実債権割合3年9ヶ月ぶりに‘最高’・・・‘3分期’連続上昇
- 7大銀行中、ハナ銀の不実債権割合が最高・・・上昇幅も最大
景気低迷が加速化されながら銀行圏不実債権が20兆ウォンに迫る。5年ぶりに最大値を更新した。
4日金融監督院によれば、今年3月末基準で国内銀行18行の不実債権割合は1.47%で昨年末
より0.33%ポイント、1年前より0.68%ポイントそれぞれ急騰したことと暫定集計された。
これは去る2005年6月に1.65%を記録して以降、3年9ヶ月ぶりの最高値だ。銀行圏の不実債権
割合は ▲去年6月 0.70% ▲9月 0.82% ▲12月 1.14% ▲今年3月 1.47%と3分期連続で上昇の
成り行きだ。
銀行圏不実債権残額は19兆3000億ウォンで昨年末より4兆6000億ウォン増加した。5年前の
2004年3月に21兆3000億ウォンを記録して以降、5年ぶりに最大値を塗り替えたことになる。去年
3月の8兆9000億ウォンに比べても約1年で2倍以上増えた水準だ。
銀行別でも国内全銀行の不実債権割合は皆急騰した。7つある市銀の中ではハナ銀行の不実
債権割合(1.76%)が一番高かったし、前分期比不実債権割合上昇幅(0.56%ポイント)も一番大き
かった。次にウリ銀行の1.69%、韓国シティ銀行の1.66%、新韓銀行の1.51%などの順序だった。
地銀の中では大邱銀行、国策銀行の中では水産協同組合の不実債権割合が一番高かった。
(表・参照)
ttp://imgnews.naver.com/image/edaily/2009/05/04/1241415004.064715_PS09050400043.JPG 部門別では企業と家計貸し出しを選り分けるまでもなく不実債権割合が皆上昇したことと調査
された。
企業与信の不実債券割合は1.82%で昨年末より0.41%ポイント高くなった。特に中小企業の与
信の不実債権割合は2.46%で昨年末より0.53%ポイント、1年前より1.33%ポイント上昇した。家計
貸し出しと信用カード債券の不実割合も去年6月以降持続的に上昇、今年3月基準それぞれ0.68%、
1.41%を記録した。
今年1分期中の銀行の不実債権整理実績は4兆7000億ウォンで昨年末より5000億ウォン減少
した。貸倒れ償却1兆4000億ウォン、担保処分を通じる債券回収1兆1000億ウォン、与信正常(?)
8000億ウォン、ABS(資産担保付債券)発行7000億ウォンなどだった。
不実債権割合は銀行健全性指標を算出する主要指標中の一つで、固定以下与信を総与信で
分けた割合で算出される。
naver/edaily(韓国語) 2009-05-04 14:30
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LPOSD&mid=etc&sid1=101&oid=018&aid=0002103339