クライスラー破産、韓国部品納品会社に飛び火
マネートゥデー|チェ・ミョングヨング記者|入力2009.05.04 06:02 |
http://media.daum.net/economic/view.html?cateid=1067&newsid=20090504060206644&p=moneytoday [現地進出23社がクライスラーに7.3億ドル納品、550万ドル被害予想]
米国のビッグ3自動車メーカーの中の一つのクライスラーが破産保護に入ったことで、韓国部品社らの
被害が予想される。 工場中断などにともなう部品の需要減少で現地に進出した韓国自動車部品会社が
打撃を受けるものとみられている。
4日のKOTRA(大韓貿易投資振興公社)デトロイトとコリアビジネスセンターによれば現地に進出した韓国
自動車部品会社23社が年間7億3000万ドル分の部品をクライスラーに納品していた。
KOTRA(大韓貿易投資振興公社)は現地に進出した自動車部品社48社を緊急アンケート調査して、被害
規模を推算した。
韓国部品会社らがクライスラーから受けることが出来ない未収債券規模は5488万ドル規模と把握された。
大部分は米国政府から支給保証を受け、返済優先権を確保したが約546万ドル程度は償還優先権を確保
できなかった。
米国破産保護法によれば企業が破産保護申請した日を基準として逆算して、20日以前に発生した未遂債権
に対しては優先権を付与している。 また米国政府は去る3月に50億ドルを投じてGMとクライスラーに部品を
供給する業者に対して一部の支給保証をしてきている。
ただし優先権や支給保証を確保することが出来ない債権も清算配当等を通して、一部償還がなされる場合
もある。