アジア共同基金の発足..韓国192億ドル負担(総合)
アジア債券機構を設立..域内経済監視機関の推進
聯合ニュース 2009/05/03 19:31送稿
http://www.yonhapnews.co.kr/bulletin/2009/05/03/0200000000AKR20090503057800002.HTML (バリ=聯合ニュース)チョン・ジュンヨン記者=アセアン(ASEAN.東南アジア諸国連合)+3(韓・中・日)の国々が、
域内の資金支援体系であるチェンマイ・イニシアティブ(CMI)多国間化基金の分担率を確定し、域内債券の信用保証する
債券の保証投資機構(CGIM)の設立に合意した。
韓国は、CMI共同基金1200億ドルのうち、16%にあたる192億ドルを、中国と日本はそれぞれ32%に当たる384億ドルずつを
負担し、残りの20%にあたる240億ドルは、アセアンの国々が分担することにした。
ユン・ジュンヒョンン企画財務部長官をはじめ、『アセアン+3』の13カ国の財務相は、3日インドネシアのバリでの会議を
開き、共同声明でこのように合意した。
これによって、これまでの2国間の協定をベースにしたCMIは、2006年から始まった多国間化作業を完了し、域内の金融危機を
防ぐためのシステムとして機能することになる。
中国の分担金384億ドルには、今回の多国間化の独立通貨当局として参加した香港の42億ドルが含まれている。ASEANの分担金は、
インドネシア、マレーシア、シンガポール、タイの各47億7千万ドル、フィリピン36億8千万ドル、ベトナム10億ドル、カンボジアの
1億2000万ドル、ミャンマーの6000万ドル、ブルネイ、ラオスの各3000万ドルなどなる。
分担金引出し倍数は、中国と日本がそれぞれ0.5、韓国1.0と決め、タイ、マレーシア、インドネシア、シンガポール、フィリピンなど
アセアン『ビッグ5』は2.5、残りのアセアン5カ国は5.0との差分化した。
これを受け、韓国は、分担額の192億ドルまでの危機のときに引き出すことができる。
今回のCMI多国間化合意を具体化するための法律の作業は年末までに終了する。
CMI共同基金の運営は、資金の支援、満期延長、デフォルト宣言などの資金調達に関連する事案は、多数決によって決定し、全体規模、
分担金引出し倍数、会員加入、資金調達の条件など、必要な事案については合議制で議決することにした。
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