<新型インフルエンザ>中国大陸に赤色警報発令北京市民17人など200人余り隔離検査
聯合ニュース|クォン・ヨンソク|入力2009.05.03 12:45 |修正2009.05.03 12:49
http://media.daum.net/society/welfare/view.html?cateid=1046&newsid=20090503124507586&p=yonhap&RIGHT_COMM=R2 (北京=聯合ニュース)クォン・ヨンソク特派員=
アジアでは初めて中国領の香港特区でインフルエンザA[H1N1](新型インフルエンザ)感染患者が発生するや
中国大陸全土に赤色警報が下された。
中国は3日香港で発生した新型インフルエンザ感染患者が、先月30日に中国本土である上海を経て、香港に
入ったことが確認されると患者が追加発生すると見て非常警報を出した。
新型インフルエンザ患者に確認された問題のメキシコ人男性(25)は先月30日にメキシコ航空所属の旅客機で
中国の上海に入国した後、また東方航空旅客機に乗り換えて香港に入った。
中国衛生部はこれに伴いメキシコ人男性と接触した北京17人、上海56人、広州41人、江蘇省16人、浙江性6人
など200人余りを隔離して、精密検査をしている。
衛生部は現在まで追加検査対象患者は現れていなが、新型インフルエンザは潜伏期が長いためメキシコ人の
患者と接触した人々を隔離収容して7日間の精密観察を実施している。
衛生部は通知文で全国の病院らに対して患者が発生した場合、直ちに治療に入ることができるように万全の準備
をすることを緊急に指示した。
中国はまたメキシコから上海に入ってくる航空便運航を全面的に中断させる一方、3日にチャーター機をメキシコ
に急派して、メキシコに滞留中の中国人旅行客120人を上海に輸送してくることにした。
これと共に中国衛生部はまだ新型インフルエンザ患者が発生していないが3日から感染状況と患者との接触者など
の状態を毎日報告するための報告体系を稼動することにした。
中国空港などの地では新型インフルエンザ上陸を防ぐための検疫と体温測定を強化しておりメキシコ、米国、カナダ
など新型インフルエンザが発生した11ヶ国から入国する人々に対しては体温を測定している。
特に北京に入ってくる主要高速道路と国道でも過ぎ行く車両を皆たてて検問検索を実施する一方外地車両搭乗者らに
対してはいちいち体温検査をしている。