住居価格暴落するといったのに…
マネートゥデー|ソン・ポクキュ記者|入力2009.04.27 07:36 |
http://media.daum.net/economic/view.html?cateid=100019&newsid=20090427073604204&p=moneytoday [マネートゥデー ソン・ポクキュ記者][最近江南(カンナム)など住居価格反騰需要者当惑…専門家たち"景気
回復がカギ"]
#1.中小企業社長のL氏はこの前夫婦げんかをした。 昨年処分したアパートが争いの発端になった。 L氏は夫人
が引き止めるのにもかかわらず6年間保有した江南(カンナム)のアパート1軒を昨年末安値で処分した。 当時
米国発金融危機で全世界経済がざわざわしたうえに不動産の大暴落論まで広がって不安感を取り払えなかった
ためだ。 急いで家を売って、現金を保有するのが最善だと判断した。 だが処分したアパートの価格は数か月で
2億ウォン余り上がったことで夫人の不満があふれた。 自尊心が傷つけられて、婦人と言い争いをしたが後悔
することはL氏も同じだ。
#2.ソウルで食堂を運営するJ氏は今年の始め家を買わなかったのを後悔している。 アパートを買う機会があった
が、住居価格がさらに落ちればどうしようかと迷っているうちに他の人に買収機会を奪われた。 京畿道(キョンギド)
周辺は確かに、良くなかったし何より不動産大暴落論が気にかかった。 J氏が買おうとしていたアパートは数か月
で7000万ウォンも上がった。
最近ソウル 江南(カンナム)など首都圏での住居価格が反騰して、不動産暴落論を信じた需要者らが当惑感を
隠せずにいる。
相場より数千万ウォン安い値段で住宅を処分した家主や買収時期を悩んだ末に購入機会を逃した人たちに酷く
不満が残った状態だ。
不動産暴落論は景気低迷と人口減少、未分譲物量の急増、供給量超過などで住居価格が暴落するほかは
ないという主張で、昨年下半期不動産市場の最大問題であった。 ちょうど住居価格が数ヶ月連続で下落傾向を
続けた状況もあって不動産暴落論はあっという間に広がった。
だが今年に入り市場状況は完全に逆転した。 ソウル 江南(カンナム)再建築を中心に値が上がり始めると去る
2006年の高点対応80〜90%水準を一気に回復した。 相場より安い値段で出ていた売物は痕跡をなくした。 家を
買いたくても売り物がなくて住めない状況も広がった。
(1/2)続きます。
>>93の続き
◇不動産暴落論、結局、取り越し苦労だったか=
不動産暴落論は政策方向、実体景気、住宅需要など国内不動産市場の特性を無視した主張であるだけに虚構と
明らかになるのが当然だと専門家たちは主張する。
建国(コングク)大不動産大学院ソン・ジェヨン院長は"1980年代の日本や昨年の米国の場合には不動産市場が
不安で、金融が不健全化されたが我が国は状況が違う"として"昨年の秋から国内住居価格が下落したことは
不動産価格バブルでない国際経済悪化、金融システム不安、実体景気沈滞のため"と強調した。
ソン院長は引き続き"暴落論者らの主張のとおり住居価格にバブルがあったとすれば政府がどんな景気浮揚策
を出しても回復するわけがない"としながら"数年目で供給が減った首都圏は景気が持ち直していて、お金が
回ればいつでも住居価格は上がる"と付け加えた。
新韓銀行コ・ジュンソク ガレリアパレス支店長は"実体景気が萎縮すれば政府が景気浮揚策を発表して、不動産
の取引を活性化するのは基本常識"としながら"このようなメカニズムを排除したまま極端な状況を前提に論理を
展開した不動産暴落論は誤りがあったというほかはない"と話した。
◇"景気回復がカギ…行き過ぎた楽観論は警戒(境界)"=
不動産市場が底を打ったという、行き過ぎた楽観論も暴落論に劣らないように警戒しなければならないという
心配が多い。 最近の住居価格上昇は市場に解けた流動性と低金利基調に従ったことだけであるだけに、
いつまた落ちるかも知れないという分析だ。
スピードバンク パク・ウォンガプ研究所長は"昨年末住居価格大暴落論が大勢だったが、今は住居価格底論
など楽観論が市場に影響を及ぼしている"として"家の値段が一旦大きく下がって上がっただけで上昇率は
大きく見えるが実際には高点対応ではマイナス状態"と指摘した。
彼は引き続き"市中に解けたお金が企業投資など生産的に連結するよりは、不動産や株式市場に向かっている
"として"住居価格上昇の勢いがいつまで続くかは誰も想像できない"と話した。
実体景気回復がカギという主張もある。 ソン・ジェヨン院長は"外国為替危機当時急落した住居価格はマクロ経済
が安定して、一気に回復した"として"最近資産市場回復傾向が、はずみをつけようとするなら実体経済回復が
必須条件だ"と話した。
(2/2)以上です。