▼豚インフルエンザ、最大の被害国は '日本'
豚インフルエンザ発生による最大被害国は日本になるはずだ、という主張が申し立てられた。
28日、Global Forex TradingのBoris Schlossberg外為リサーチ理事は「円の急激な切り上げが
日本の経済萎縮をもっと悪化させたし、市場が豚インフルエンザに集中することで状況がもっと
悪化している」と言った。
豚インフルエンザ拡散恐怖が外国為替市場を支配することによって、この日、円はユーロに対
して6週ぶりに最高値を現わしたし、米ドルに対しては4週ぶりに最高値を現わした。
Schlossberg理事は「豚インフルエンザ拡散恐怖による最近の危険回避心理が日本経済に2つ
の経路で余波を及ぼしている」と説明した。
1番目は円上昇で輸出による利潤規模が圧迫しているし、2番目は豚インフルエンザが拡散して
長期間続くなら世界交易量の減少で日本が稼ぐ収入が減る、と彼は指摘した。
今まで日本経済は豚インフルエンザ発生による影響を避けたが、円強気が成長見込みに暗雲
を垂れれば、結局豚インフルエンザによる最大被害国は日本になることになる、という説明だ。
一方、キウチタカヒデ野村証券の首席エコノミストは「豚インフルエンザがメキシコに限られるな
ら、メキシコは日本の輸出に占める比重が1.4%しかならなくて影響は制限的なこと」と見通した。
しかし「豚インフルエンザが日本の最大輸出国であるアメリカまで滲んだらその余波は相当な
ものであり、日本で感染者が発生すれば国内旅行取り消しなどで消費に影響を及ぼす」と彼は
分析した。
タカヒデ・エコノミストは「豚インフルエンザがアメリカとヨーロッパでばかり発生しても日本経済
には良くないだろう」と言いながら、「この時は安全資産選好現象で円が主要通貨に対して上昇し
て輸出業者に打撃を及ぼすこと」と予想した。
日本政府は去る27日、世界景気低迷深化を反映してすでに2009年会計年度の経済成長率展
望値を既存0%から戦後最低水準である-3.3%に下向きをした事がある。
naver/聯合インフォマックス(韓国語) 2009-04-28 17:06
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LPOD&mid=etc&oid=013&aid=0001980288