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>>151のつづき)
これに対して専門家たちは実際彼らが韓国経済の事情に対して隅々まで分からないという傍証
だと解釈する。パク・ゾンギュ金融研究員先任研究委員は「外為危機時には私たちがグローバル
金融もよく分からなくて不実債券が何かもよく分からなかったが、海外機関たちは我が国の事情
をもっとよく分かっていた」としたうえで、「しかし今は専門性の差はないというのに海外機関たち
は私たち内部事情をもっとよく理解している事などがあるのか」と言った。国際通貨基金(IMF)は
初め我が国の今年の成長率を-5%にもっと低めようと思っていたが、「恥を掻きたくなければ適
宜(処理)しなさい」という我が政府の脅し文句に、それでさえも当初の見込み(-4%)を維持したこ
ともやはり同じな理由というのだ。
私たちの経済が特別に良くなったというより、相対的な比較優位のためだという分析も多い。国家
間比較を通じて相対的に優れた投資先を探さなければならない投資機関の立場で見れば、皆
(世界)がマイナスの沼に喘ぐ時、韓国だけが前期比でプラス成長をしたというところに相当な意
味を付与することができるというのだ。
つまり「海外機関たちが提示する数値一つ一つに敏感に応じる必要はない」ということが共通さ
れた指摘だ。とは言うものの海外機関たちが私たちの経済を肯定的に見始めたということは我が
国の対外信任度が高くなるという点で大変嬉しいと言うしかない。ウリ金融地主ソン・テジョン首
席研究委員は「海外機関の見込みは客観的かも分からないが、正確度の面で国内機関に比べ
て落ちるしかないことは事実」と言いながら、「私たちの経済の実情をまともに知らせようとする努
力がそれほど重要だということを見せてくれている」と言った。
paran/韓国日報(韓国語) 2009年04月27日(月)17:29
http://media.paran.com/snews/newsview.php?dirnews=1267298&year=2009