また上がったコスピ点検"現場の信号・悪材何があるか"
アジア経済 | キム・ジウン | 入力 2009.04.20 15:57
http://media.daum.net/economic/view.html?cateid=100014&newsid=20090420155723078&p=akn 取引中にひょろひょろしたコスピ指数が終盤の反騰に成功して、幸いに体面を守った。
機関が変わらず売りに出すため指数の上昇幅が制限される姿を見せながらも、投資家たちは買い続けたためだ。
コスピ取引場に調整が必要な状況なのは分かっている状態なのだが、個人の買収勢が意外に強くて、市場の調整
を受け入れない現象が現われているからだ。
今後制限的でも上昇勢がつながるか、ではなければこのような制限的上昇の底がまた現われるか気を悩む状況
だ。
先にこの日に表れたいくつかのシグナルに対して点検する必要がある。
一番先に認識しなければならない部分は、絶えない外国人の買収勢だ。
外国人はこの日 2000億ウォン近くを純買受した。この日まで三日間連続で買収勢を続けていて、 4月に入って
ただ3日だけ売り渡したことを除けば、連日買収勢に一貫した姿だ。
外国人の買受にすぎるほど寄り掛かるきらいがあるという指摘も、あちこちで言われているが、その憂慮にも
かかわらず絶えず買収勢が出る事で指数には上昇動力として作用している。
意外に強い 10日移動平均線の支持力も注目するに値する。取引間一時コスピ指数は 1311ラインまで墜落
しながら 10日移動平均線を一時的に崩したが、たちところに回復した。場の終盤には 5日移動平均線まで
回復し出す怪力を見せたりした。
指数が下落勢に変わる度に、個人と外国人の積極的な買収勢が裏付された結果でもある。
これは一封及び主チャートでも確認された。この日一封と主チャートでは並んで、とんぼ型キャンドルが登場した。
とんぼ型キャンドルと言うのは、胴が細くて下方へしっぽが長くてとんぼの姿に似ているということで名前が付けら
れた。
とんぼ型キャンドル自体は買収勢がそれほど強いということを意味する。とんぼのようにいつでもまた飛ぶことが
できる肯定的な信号で解釈する所も多い。
しかしこの日は取引量が前日の 70%に過ぎない状況であるため、とんぼ型キャンドル自体に大きい意味を付与し
にくいことがあるという点は見逃すことができない。
(1/2)続きます。
>>657の続き
相変らず不安定な姿も現われている。
先に機関の出物だ。この日機関は 4000億ウォンを超える出物を売り出して市場の下方圧力として作用した。
もう 11日間取引連続だ。株式型ファンド資金が流入されていないうえ株価が上がるほど、還売資金を準備して
おかなければならない機関の立場としては比重縮小が不可避な状況であることが判断できる。それでも外国人
が強い買収勢を見せて機関の出物を消化しているが、いつまで外国人が出物を消化するかは疑問だ。
外国人の先物売渡も憂慮される部分だ。現物の市場ではずっと買っているが先物市場ではもう 3取引日連続
で売渡し勢を見せている。先物市場で売渡を見せているため、現物市場でもこれに追随、する姿が現われる
可能性も排除することができないことだ。
38%の上昇も負担だ。
去る 3月初めに比べ現在コスピは約 38%の上昇率を記録している。これは去る 10月下旬から 1月の初めまで
2ヶ月の間展開された反騰場の上昇率と等しい水準であり、当時 37.7%の株価上昇以後2ヶ月位調整局面に
入った事がある。もちろん過去のパターンをそのまま当てはめるわけにはいかないが短期急騰の限界点に
到逹したという指標にはなる。
銀行の実績発表も憂慮される部分だ。4月末から銀行は実績発表に突入するようになる。今度の実績で
どんな結果を出すか、またそれに対する市場の反応がどうだろうかは、予想しにくい変数だ。
市場は上昇勢を長く続けているが変数は相変らず多い。コスピ指数は一歩一歩踏み出しているが薄氷を
集めるように、はらはらしたように見える。
現在コスピ指数の上昇勢に思いきり喜ぶのも、思いきり心配することもできない理由だ。
(2/2)以上です。本日は、これで失礼いたします。支援ありがとうございました。