アメリカ-北朝鮮 秘密に接触… 解氷期早くなるが
ヘラルド経済 | 入力 2009.04.17 12:14 |ニューヨークチャンネル稼動中
http://media.daum.net/politics/view.html?cateid=1020&newsid=20090417121430549&p=ned 4月末に特使派遣の可能性
北朝鮮長距離ロケット打ち上げで、吹きまくった寒波の中でも北・米間で対話を通じる問題の解決策探しが進行
されている。アメリカは公式的には、日本と一緒に大量殺傷武器(WMD) 関連で対北制裁決議書を委員会に提出
するなど、UNを通じての強硬対応に出ているが、水面下では秘密裡に北朝鮮と対話を持って、現状の雰囲気の
反転を模索している。
アメリカが対北制裁と対話を並行することは、ロケット打ち上げ以後、国際社会の強硬対応がともすれば北朝鮮
との問題解決を長期化してしまうと見るためだ。北朝鮮が作りだした緊張を、急いで溶かして経済の再生を急ぐ
のに集中しなければならないアメリカとしては、制裁はするが北朝鮮と水面下での接触で対話を通じての、問題
解決に重きを置こうというのだ。
米国務省高位官吏は 17日に北朝鮮の 6カ国会議への不参加宣言と関連して "ニューヨークチャンネルを通じて
アメリカと北朝鮮が論議中"と言いながら "(核施設不能化) 監視要員の追放に関する内容以外でも、沢山の懸案
を扱っている"と言った。先日のロケット打ち上げと前後して北・米間でのニューヨークチャンネルを通じて、非公式
接触を持っているというのを初めて確認出来たので、 北朝鮮と国際社会間の冷却期間が、予想より短くなる可能性
を示唆しているところだ。
米-北対話雰囲気造成の努力は全方位的で成り立っている。アメリカ政府は 15日の(現地時間) 北朝鮮非核化
予算 1億4200万ドルを議会に追加要請したし、1975年ノーベル生理医学上を受けたデビットボルティモア博士
など、アメリカ科学者たちを早ければ 7月に北朝鮮に訪問させる。
アメリカが北朝鮮と対話を急ぐ背景には 17日で抑留一ヶ月目を迎えるアメリカ国籍女性記者 2人の送還問題も、
主要なきっかけになったように見える。女性記者釈放のために早いうちにボズウォス対北政策特別代表など政府
高官が対北朝鮮特使に派遣される可能性も挙論される。
金用賢東国大北朝鮮学教授は "女性記者釈放と係わって北・米間で非公式ニューヨークチャンネルが既に稼動
されているし、今の問題の熱気が冷やされる時点の、 4月末〜5月初旬位にはアメリカの対北朝鮮特使派員の
北朝鮮への派遣の可能性が高い"と見通した。