'カナダ牛肉' 輸入可否争点が急浮上
去年 11月カナダで狂牛病発生-政府、 "国益になるように努力"
余寒区記者 | 2009/04/10 12:03 | 問い合わせ
http://stock.mt.co.kr/view/mtview.php?no=2009041012005319724&type=1 比較的最近に狂牛病が発生した国家であるカナダで生産される牛肉輸入可否を取り囲んだ争点が
急浮上している。
10日の農林水産食品部によるとカナダ政府は去る 9日に自国の牛肉輸入を許可していない韓国を
世界貿易機構(WTO)に公式に提訴した。
カナダ政府は "カナダ産牛肉の安全性を立証する幾多の科学的証拠にもかかわらず、韓国はカナダ
産牛肉輸入禁止措置をいつ解除するのか明らかにしていない"と提訴背景を説明した。
カナダは韓国政府が米国産牛肉輸入を再開した以後、自国産牛肉も輸入してくれることを粘り強く要求
して来た。これに応じた韓国政府もカナダ政府と協議をして来たが、去年 11月カナダで狂牛病にかかった
牛がまた発見されたことで、輸入再開は取りやめになった。
韓国政府はカナダの要求が激しくなることにより、来る今年の 6月から技術協議を再開する計画だったが
カナダ政府は WTO 提訴という '強攻'を選んだ。
韓国政府はカナダ政府が WTOに提訴したことはカナダ産牛肉輸出を繰り上げようとする '圧迫作戦'と受け
入れている。政府関係者は "6月の技術協議を始まりに、論議を進行する場合時間が掛かり過ぎるため
'近道'を捜そうと思ったことだと解釈される"と言った。
WTO 紛争解決手続きは提訴国が協議を要請すれば、当事国は 30日以内に協議をするようにしている。
協議に失敗すれば裁判府とも同じ紛争解消結論を下すようになる。裁判府の決定に当事国が不服があれ
ば、上訴ができて最終結論までは 2年位かかる。
カナダ政府は輸出再開が主な目的であるため紛争解消裁判段階まで行かないで、当事国同士の協議
過程で問題を早期に始末をつけるという意図を持っているように見える。
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