韓銀、14年ぶりに初マイナス成長率出した理由?
アジア経済 | ユユンゾング | 入力 2009.04.10 08:22
http://media.daum.net/economic/view.html?cateid=1037&newsid=20090410082211956&p=akn 韓国銀行が、今年我が国の経済成長率展望値を既存 2%の予測から -2.4%に修正した。展望値幅が
4.4%も差があるわけだ。
このような背景には韓銀が去年 12月12日に経済展望を出した時点より、実体経済の沈滞が予測より
急速に悪化した事が原因と考えられる。
今年の初めに取材を受けた韓銀の関係者は "去年 12月の見込みを、一週間だけ遅く発表していたら
2%という見込みを出さなかった"と言い惜しがったりした。
結局 12月年末から悪くなった経済指標たちが、一つ二つ溢れ出始めたという傍証だ。
これによって韓銀は公式的な経済見込みを出し始めた 1995年以後 14年ぶりに初めて公式にマイナス
成長を見通した。
1980年にも景気が良くなくてマイナス見込みをすることができたかも知れないが、この資料は今韓国銀行
が保有していなくて確認が不可能だ。
韓銀関係者は "公式的な発表がなかった 1998年を除くと今度の韓銀が出した -2.4% の成長率は一番
低い水準"と説明した。
成長率 -2.4%は外為危機当時の 1998年 -6.9% 以後で一番低い水準だ。韓銀は 2010年には 3.5% の成長
が可能だと予想した。
韓銀はマイナス成長背景で世界経済回復に重要なグローバル金融システム復旧が早く成り立つ可能性は
大きくないという点を指折った。
これによって私たちの経済も短期間内での成長モメンタムを回復することは、易しくないとの説明だ。
しかし韓銀は今後の国内景気の流れは、グローバル金融不安解消と世界経済回復の可否によって大きい
影響を受けるようなっていて、その他に予算の早期執行と追加予算編成など政府の積極的な財政運営も
景気の下降を緩和することに役立つことを期待している。
一方韓銀は 2010年には世界交易与件が改善する中で、内外需要が増えることで国内景気が緩い回復
局面に迎えることを期待して、経済成長率を 3.5%と見通した。