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■拉致実行犯を「支援」
菅氏は、婦人運動家、市川房枝(ふさえ)元参院議員(1893〜1981年)の選挙事務所
代表から政界入り。橋本内閣で厚相を務め、薬害エイズ事件で初めて行政の責任を認め
た。年金未加入問題で党代表を辞任した2004年に頭を丸めてお遍路(へんろ)姿で始めて
以来、断続的に四国霊場八十八カ所巡りを続けている。
横田めぐみさんを含む複数の拉致被害者の拉致実行犯である北朝鮮工作員、辛光洙
(シン・グァンス)元死刑囚らの助命釈放嘆願書に署名した問題も有名だ。釈放要請対象者
には、辛元死刑囚の共犯者である金吉旭(キム・キルウク)・大阪朝鮮民族学校元校長の
名前もある。嘆願書は当時の盧泰愚(ノ・テウ)韓国大統領(76)にあてたもので、文面は
こうだ。
「彼らが韓国での社会生活におけるすぐれた人材として、また日韓両国民の友好のきずな
として働くことができる機会を与えて下さいますよう、ここに心からお願いするものであります」