【wktk】韓国経済ﾜｸﾃｶスレ 212won【四月馬韓】

▼[開かれた世界]　資本自由化の落とし穴　（ソウル新聞）

　韓国経済は資本自由化の落とし穴に落ちている。資本市場を自由化した4年後の1997年には
通貨危機を経験したし、1人当り国民所得は1995年に1万ドルを果たした後も14年経った今現在、
2万ドルを超すことができない。成長が停滞したのだ。そして今は11年前の通貨危機当時と全く
同じ原因でまた金融危機に直面している。今の危機は資本の自由化という韓国経済の構造的な
問題点によるものだ。
　我が国のように経済成長率が高く金利も高い国家が資本移動を自由化する時には、慎重で
なければならない。高い経済成長率を狙って外国人の株式投資資金が流入し、為替が適正水準
より下落（=ウォン高）して経常収支が悪化するからだ。さらに外国より高金利なせいで（国内の）
銀行は外国から資金を借り、今のように短期外債が急激に増加するようになる。それだけでなく
外国資金も流入しながら通貨量まで増え、不動産価格にはバブルが形成される。これら全てが
資本の自由化によって発生する問題だ。
　仮に経済成長率と金利が共に高くとも、先進国のように高い金融技術を持っていれば大きな
問題にならないこともある。流入した外国資本を海外に再投資すれば、為替が過度に下落する
こと（=ウォン高）を阻んで経常収支が悪化するのを避けられるからだ。しかし我が国のように
金融技術の低い国家では、海外投資を増やせば投資損失が大きくなって、海外への資本投資が
活性化しなくなる。結局過度に流入した外国資本のせいで為替が適正水準以下に落ち（=ウォン高）
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ながら経常収支が赤字に反転して、入って来た外国資本が今のように流出しながら、通貨危機
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または株価が急落する金融危機に遭遇する可能性が持続するのだ。
　問題はこれに留まらない。金融機関の競争力が外国より落ちるため、国内株式市場と債券市場
で外国人投資家たちが金儲けして国富が海外に流出する。貿易で苦労して稼いだお金を結局資本
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取り引きでまた渡すことになり、今のように経済成長が停滞するとか後退する現象が現われるよう
になるのだ。

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