IMF “韓国財政収支は黒字”
ファイナンシャルニュース | 有情院 | 入力 2009.03.08 17:07
http://media.daum.net/economic/view.html?cateid=1041&newsid=20090308170712994&p=fnnewsi 韓国経済において世界言論と経済機関の間で評価が行き違っている。エコノミスト及びファイナンシャルタイムズ(FT)
が相次いで否定的な記事をし出すと今度は、国際通貨基金(IMF)が韓国の財政黒字回復消息から肯定的な見込み
を発表した。
韓国は中期的に見れば財政収支と政府負債が安定的だということが IMFの評価だ。IMFが 6日(現地時間) に発表
した '国家財政現況' 報告書で主要 20ヶ国(G20)の国内総生産(GDP) に比べて、公共債務が今年 10%ポイント急騰
することと見通した。
これは以前の一番深刻な景気低迷で評価を受けた 1993年に比べて二倍も高いのだ。負債比率は今後の 2年間
14.4%ポイントまで急騰することが予想された。2014年にも G20 国々の財政収支は平均 GDP対比 3%の赤字から
免れることができないことと見込まれた。
しかし韓国は今年と来年 GDP対比 0.8% の赤字を記録した後、徐々に財政収支が改善して 2014年には 0.6% の
黒字を出すことを IMFは見通した。
政府負債も来年に GDP対比で 33%と頂点に至った後、 2014年には 29.3% の水準まで低くなることと分析した。
これに反してイギリスの経済週刊誌エコノミストは韓国政府の反論を載せながらも、該当の記事が間違っていない
事を重ねて主張した。エコノミストは韓国が対外依存度が高くて新興市場国家の中ではポーランドと一緒に、三番目
に危ないと報道して波紋を投げかけた事がある。
エコノミストは最新号の読者の手紙を通じて '韓国の負債'という題目の朴企画財政部代弁人の反論を掲載した。
朴代弁人はこの文で "外為保有高に比べ韓国の短期外債は 75%であり減少傾向を見せているし、銀行の平均
預貸率も昨年末の基準で 118%と去年 6月以後から減っている"と指摘した。
朴代弁人は "したがって該当の記事の韓国経済に対する全般的な危険評価は、不正確な情報と推定に根拠して
いるものでしかない"と言った。
エコノミストはこのような反論の下で、編集者注を通じて "外為保有高対比短期外債の割合で私たちの提示した数値
は今後の 12ヶ月で満期到来するすべての負債を含んだ場合には昨年末基準で 96%だった"と "これは IMFが好む
方式"と言った。
また "(韓国政府が提示した) 75%には元々満期が 1年未満の短期外債だけ含み 1年の内に満期になる長期外債は排除されている"と主張した。