▼‘197人中113人解雇’ぞくぞくと… (ハンギョレ)
-- パーカー韓日油圧“経営難しくて”…“労組無力化の試み”と反発
経済危機を理由にあるアメリカ系会社が、労働者の60%近くを解雇すると明らかにして労組が反発
している。
京畿道始興市協業団地のパーカー韓日油圧は24日“来る31日までに‘全体常時勤労者197人の
うち57.4%・113人を解雇する’と安山地方労働庁に届けた”と明らかにした。この会社は“金融危機で
発注量が減り、6月までに66億の累積赤字が予想される”と理由を明らかにした。
会社は解雇対象者選定基準も提示した。遅刻1回は-1点、早退1回は-0.5点、懲戒は種類別に-0.5
点から-5点まで、共稼ぎ夫婦の場合は-5点、定年まで10年を控えた49歳からは毎年-1点が賦課され
て58歳は-10点を受ける。
パーカー韓日油圧は重機用油圧コントロールバルブを生産する韓日油圧が、2005年世界企業の
アメリカ系‘パーカーハニピン’に買収された会社だ。1年間の売上高は317億ウォン、2007年8月〜
2008年7月には421億ウォンの売上げに20億余ウォンの利益を出すなど、成長を繰り返して来た。
しかしこの会社の賀正区労務担当理事は“最近の月間販売は6億〜7億ウォンなのに固定費用が
8億〜9億ウォンかかって、この状態では会社を維持することができない”と言った。
これに対して全国金属労組パーカー韓日油圧分会のクォン・オジン事務部長は“経営が難しいと
言いながら、いざ経営関連資料を要求すれば資料を出さず、信じられない。経済危機に便乗した
整理解雇で、労組を無力化しようとしている”と反発した。この日工場で会った50代の労働者は
‘解雇爆弾’情報に“断崖で足が冷たい気持ち”と言いながら“粉塵を被って死ぬように働いた結果が
これか”と嘆いた。
ホン・ヨンドク記者
[email protected] 記事登録:2009-03-24午後08:45:44
http://www.hani.co.kr/arti/society/labor/345970.html (韓国語)