4大銀行、2ヶ月での延滞額が昨年全体額の2倍(イーデイリー)入力:2009.03.18 14:29
今年に入り国内4大銀行の延滞額が3兆ウォンほど増えた。
去る一年間で増えた延滞額の2倍に達する規模が、わずか二ヶ月で発生した。
18日、金融業界によれば国民・ウリ・新韓・ハナ銀行など国内4大銀行の延滞額を集計した結果、
2月末現在での4大銀行延滞額は総7兆7290億ウォンで、昨年末に比べて2兆9570億ウォン増えた。
昨年4大銀行の延滞額が1年前に比べて1兆6100億ウォン増えるのに終わった事と比較すると、
今年に入ってわずか二ヶ月で昨年一年間に増えた延滞額の1.8倍に達する延滞が発生した。
銀行別には国民銀行の延滞額が2兆6540億ウォンで2ヶ月ぶりに1兆3570億ウォン増え、ウリ銀行が2兆1780億ウォンと6030億
ウォン増加した。ハナ銀行は1兆5480億ウォンで6920億ウォン・新韓銀行は1兆3490億ウォンで3060億ウォン各々延滞が増えた。
延滞率はハナ・国民・ウリ・新韓の順で高かった。
2月末現在のハナ銀行延滞率は1.55%で、2ヶ月ぶりに0.69%ポイント上昇し、国民銀行は1.31%で0.66%ポイント増えた。
ウリ銀行は1.30%・新韓銀行は0.93%で、昨年末に比べて各々0.34%ポイント・0.21%ポイント上がった。
延滞が速い速度で増えるのは企業向け融資のためだ。ハナ銀行は企業向け融資延滞率が2.0%に肉迫した。
SOHOや中小法人事業者向け融資で、不健全化が速く進行したためだ。
都市銀行高位関係者は「昨年政府が中小企業向け融資を促したので数多く融資を行ったが、最近では
その事に心底腹が立っている」として「倒れる企業が多くて、延滞増加速度が尋常でない」と話した。
一方、金融監督院がこの日発表した国内銀行延滞率現況資料は、1日以上の元金延滞を基準としている。
これを基準とすれば国内18銀行の2月末現在延滞額は15兆5000億ウォンで、昨年末に比べて5兆6000億ウォン増えた。
http://www.edaily.co.kr/news/econo/newsRead.asp?sub_cd=DA22&newsid=02122166589624632&MLvl=1(韓国語)