【wktk】韓国経済ワクテカスレ 208won【韓者のプロペラ】
アジア領域内債権信用保証投資機構できる(イーデイリー)入力:2009.03.17 10:10
アジア領域内金融危機の再発を防ぐために造成される共同基金「チェンマイ イニシアチブ(CMI)」に続き、領域内債権
市場活性化のための「アジア債券市場育成イニシアティブ(ABMI)」も本軌道に上がる。これに伴い対外依存度および開放度
が高くて、グローバル危機の度に深刻な状況に陥る我が国の外国為替市場を安定させる保護膜がもう一つ追加される展望だ。
17日、企画財政部などによれば韓国・中国・日本の3ヶ国とASEANはABMI履行の最大のカギである、
領域内企業および金融会社発行債権の信用補強のための信用保証投資機構(CGIM)をアジア開発銀行(ADB)
傘下に設立する事に合意して、出資金規模および各国配分額など細部に対する具体的な協議に入った。
「ASEAN+3」は来月7〜8日に開かれる財務次官会議で、CGIM出資金規模と配分額などに対して原則的な合意を導き出し
た後、5月3〜4日にインドネシア バリで開催される財務長官会議でCGIM設立計画を公式発表する方案を推進している。
政府高位関係者は「CGIM出資金に対する議論がだいぶ進んだ」として「CMI協定書が発表され
るバリ財務長官会議で、ABMIに対する合意内容も共に発表される可能性が高い」と話した。
ABMIは去る2003年「ASEAN+3」財務長官会議で、この地域の莫大な貿易収支黒字を領域内金融業界および企業の債権に
投資して、中長期的な金融市場安定とインフラ投資など経済活性化に寄与する枠組みを作ろうと我が国が提案したものだ。
米国国債に注がれている外貨準備高投資先を、領域内金融業界および企業
に拡大するために領域内債権市場発展のインフラを構築しようとの趣旨だ。
このような債権市場インフラを整えるためには独立的な信用保証機構設立を通じて、領域内企業と金融会社が
発行する債権に対して信用補強のための保証がなされるのが中心課題だ。各国中央銀行が信用等級[AA]以上の
企業を投資対象として厳格に制限している状況で、これを満足させるほどの領域内企業は少ない状況であるためだ。
我が国の場合でもグローバル超優良企業の三星電子とポスコなどが国家信用
等級の[A]より高い[A+]の信用等級を受けているが、[AA]とは距離が遠い。
これに伴い「ASEAN+3」はこれまで領域内信用保証機構設立を模索し、やがてADB主導のCGIM(Credit Guarantee Investment
Mechanism)設立が見通せる所まできた。これを通じて領域内企業および金融会社が発行する債権の信用等級が[AA]以上に
補強される場合、領域内国家はもちろんその他地域の国富ファンドおよび年金基金からの投資も活性化すると期待されている。(つづく)