ちょっと小沢の政治資金を眺めてみたんでまとめてみた。
http://www.seijishikin.soumu.go.jp/から まず、前も投下したけど平成19年度
平成19年度政治資金収支報告書定期公表分 陸山会(最上位の1/100の桁で四捨五入)
収入:1億8000万
支出:1億2000万
収入内訳(前年度繰り越し6100万を除く)
個人からの寄付:1700万
政治団体からの寄付:7000万(岩手県第四総支部より5千万、小沢一郎政経研究会より2千万)
事務所賃料収・不動産売却益他:1700万
支出内訳
(経常経費)
人件費:600万
光熱水費:100万
備品消耗品費:270万
事務所費:4600万
(政治活動費)
組織活動費:510万(民主党会費:150万、弁護士顧問料:360万)
寄付交付金:1100万(小沢一郎暮らしと政治研究所宛1100万)
その他経費:4300万(りそな銀行からの借入金返済:720万、小澤一郎からの借入金返済:2900万、
山田洋行へ返金:250万、エスエー・コンサルティングへ返金:490万)
資産
不動産評価額:5億7千万
自動車:1200万
預金等:5700万
借入金残高
小澤一郎から:740万、りそな銀行から:3100万
次、平成18年度
収入:4億
支出:3億4000万
収入内訳(前年度からの繰越2億7000万を除く)
個人からの寄付:1700万
政治団体からの寄付:1億1000万(民主党岩手犬第四総支部から5000万、小沢一郎政経研究会から5000万、
小沢一郎東京後援会から1000万、新政治問題研究会から100万、民主党から64万)
事務所賃料収入:560万
支出内訳
(経常経費)
人件費:840万
光熱水費:95万
備品消耗品費:640万
事務所費:5800万
政治活動費:380万(民主党会費:150万、弁護士顧問料:230万)
寄付交付金:2800万(小沢一郎暮らしと政治研究所宛1100万、一新会宛1700万)
その他経費:2億7000万(りそな銀行からの借入金返済:610万、小澤一郎からの借入金返済2億3000万)
資産
不動産評価額:5億
自動車:1400万
預金等:5700万
借入金残高
小澤一郎から:3600万、りそな銀行から:3600万
更に平成17年度
収入:9億5000万
支出:6億8000万
収入内訳(前年度繰り越し6億1000万を除く)
個人からの寄付:2500万
政治団体からの寄付:3億1000万(民主党岩手県第四総支部から1億3000万、小沢一郎政経研究会から1億5000万、
小沢一郎東京後援会から2000万、新生児問題研究会・未来産業研究会から計600万、民主党から360万)
事務所賃料収入:470万
支出内訳
(経常経費)
人件費:700万
光熱水費:100万
備品消耗品費:580万
事務所費:4億2000万
(政治活動費)
組織活動費430万
寄付交付金:1100万(小沢一郎暮らしと政治研究所宛1100万)
その他経費:2億4000万(りそな銀行からの借入金返済:610万、小沢一郎からの借入金返済:2億3000万)
資産
不動産評価額:15億
自動車:1400万
預金等:2億5700万
借入金残高
小沢一郎から:2億6000万、りそな銀行から4200万
C
>>318-320からわかること。
まず、個人からの献金額はほぼ無傷だけど、配下政治団体の資金力が急激に縮小している。
岩手地域経済界が小沢から離れているのかどうかは西国の人間にはわからないけど、小沢の
資金力はすでにがたがた。
第二に、小沢が明らかに資金を自分の手元に移しつつある。
小澤一郎からの借入金ってのが、もともとどういうものだったのかは公開資料からはさかの
ぼれないけど、小沢個人への献金をまとめたものじゃないかと思う。政治資金規正法改正の
時にそれを政治資金として陸山会に貸し出した形にしたんじゃないかと。小沢は鳩山みたい
な資産家じゃないから、個人の資産を切り出していたとは考えにくいから。
それをこの3年で5億引き上げてる。しかも、その資金源は配下の政治団体と個人から吸い上
げた政治献金。これが違法かどうかは、『小澤一郎からの借入金』として費目を立てたときの
妥当性によると思うけど、少なくとも献金した人間はそんな目的のために献金したわけじゃない
と思う。
検察が次に狙うのはここらへんかな?