輸出関連大型株 今こそ、攻略する時-イ・スンウ
イ・スンウ大宇証券投資戦略パート研究委員
修正: 2009-03-05 15:40
ハンギョレ ドット コム
http://www.hankyung.com/news/realtime/index.php?aid=2009030520146&sid=01022003&nid=001&menu=1&Real=1 わずか数日前までには、ましてもコスピ 1000ライン確保が危なげだった状況だった。 だが、最近の動きはまた
1000ラインに対する信頼が戻っている事で投資も活発だ。
また最近の市場反騰が、制度改革が私たち証券市場を差別化することができる要因によってもたらせた事実に
注目する必要がある。 出資総額金上限の廃止や中国の景気浮揚策などがそれだ。
出資総額金上限の廃止は大型グループ株中心に、強気の流れを形成することが、できるきっかけになることだし、
国内機関投資家の投資心理改善にも肯定的な影響を及ぼすことができるからだ。中国の景気浮揚策も現在まで
出た対策だけでも、朝鮮海運鉄鋼など中国関連株に好材料になると判断される。
しかし今月末までは、国内外要因たちによって変動性の情勢が予想される。 グローバルな側面では景気リスクや
金融リスクが、現在進行形だからだ。 また国内的にはドル流動性も不足している状態だ。
したがって完全に上方傾向と見るとういう強気の考えよりは、より範囲を設定しておいて対応するとか、選別的接近
戦略は維持される必要がある。
高い為替水準と中国の受恵を受けていると見られる、輸出関連大型優良株に投資を集中する戦略が望ましい。
5日の株式市場で外国人は 18日ぶりに買い受け中心に切り替えた。海外証券市場と外国為替市場が部分的に
安定を探り始めた結果、現われた条件反射的な買受と判断される。
たが今後外国人売買に対しては期待するのをずっと低める必要がある。国内外リスクが散在した状況なので基調
的な買受の勢いに、つながる可能性は非常に低く見えるからだ。