タイ「5月にアジア共同基金の拡大承認」(プーケット ロイター=聯合ニュース)2009/02/21 21:23..送稿
グローバル通貨危機に対処するためのアジア共同ファンド(CMI基金)の規模拡大が、来る5月開催
予定のアセアン+3(韓.中.日)財務長官会議で正式承認されるとタイ財務部の高位官僚が21日伝えた。
当初22日タイのプーケットで開かれる「アセアン+3」財務長官会議でアジア共同ファンドを800億ドル
から1千200億ドルに拡大する内容が合意するものと観測されたが、最終承認時期が多少遅れるわけだ。
タイの財務次官のスパラット・カワタクンは「アジア共同ファンドの拡大は、来る5月
バリで開く予定の次回アセアン+3財務長官会議で正式承認されるだろう」と話した。
去る1997年のアジア経済危機を契機に議論が始まったアジア共同ファンドは、当事国間通貨スワップ協定方式
で有事の際に流動性を支援するもので、去る2000年アセアンと韓.中.日が合意して800億ドルが造成された。
http://www.yonhapnews.co.kr/economy/2009/02/21/0325000000AKR20090221070000009.HTML(韓国語)
面白いニュースですね。何があったのか知りませんが結局、運用開始時期がまた延びますね。
元々の予定では、今年5月のアセアン+3財務長官会議で懸案だった日・中の負担割合を決めて基金設立・運用開始
だったのが、世界経済の危機を受けて昨年年末に1200億ドルに規模を拡大することが提案され、今回のアセアン+3で
承認されて当初の予定通り5月から基金設立・運用開始の予定だったのが、5月に承認と言う事になれば一段階づつ
遅れることになりますね。最悪、基金の設立・運用開始が来年の5月からになるかもしれませんね。
ちなみ上の記事で>>去る2000年アセアンと韓.中.日が合意して800億ドルが造成された
とあるのはwktk住人だと気付く方も多いと思いますが間違いです。
日・中の負担割合が決まって無いのでまだ造成されてません。