>>375のつづき
世界総需要がひとまず減れば、経済が回復するとしても危機以前の水準に戻るのが難しい。しかも米国の
「バイ アメリカン」条項適用を契機に世界保護貿易主義障壁が高まるならば、交易規模はより一層早く減る事になる。
ドルの地位変化も問題だ。第2次世界大戦後、米国は巨額の経常収支赤字を出しながら機軸
通貨のドルを全世界にピストン動作をした。米国が中央銀行としての機能をしてきたわけだ。
しかしドルに代わるほどの通貨が依然存在しない中で、米国が経常収支を管理し始めればそういう役割をこれ
以上期待できない。世界に機軸通貨を供給する主体がない深刻な状況がもたらされることになるという話だ。
成長に対する純輸出寄与率が90%を越えるほど輸出依存度が高くて、世界の舞台で企業が生き
る道を探す私たちはどのようにするべきか。経済成長パラダイムから変えなければならない。
米国に対する輸出依存度をさらに減らし、新しい市場を探さなければならない。
それでも世界最大貿易黒字国として外国為替保有額を蓄えるのに余念がない中国に対する期待を高めることもできない。
第3地域での市場多角化が避けられない。
内需市場を拡大するのは言うまでもない。消費・設備投資・建設投資が増える可能性を遮る障害物があるならば、
速く除去しなければならない。可能性のある企業は競争力がより一層高まるように積極支援をして、そうでない
企業を果敢に探し出さなければならない。市場不確実性が解消されれば、投資側の市中資金を集めることができる。
政府は来年に私たちの経済が最もはやく回復するとして成長速度論を広げるのではなく、危機後の世界経済
地殻変動に対応することができるように経済システムをリモデリングするのに努力しなければならない。
政治家たちこそ危機不感症から一日も早く抜け出して、国を心配して代案を講じるのに寸刻を惜しんではならない。
http://news.mk.co.kr/newsRead.php?sc=30500001&cm=%BB%E7%BC%B3%A1%A4%C4%AE%B7%B3%B8%DE%C0%CE&year=2009&no=104231&selFlag=&relatedcode=&wonNo=&sID=305(韓国語)
たまに出没する、成長率であれこれ言って来る輩に読ませたい記事ですね。