2009年1月17日 朝日新聞「声」 東京本社版
若者に薄れた反共の固定観
中学校教員 遠藤利美(宮城県多賀城市 49歳)
「ルポにっぽん 失職…そこに共産党」(11日朝刊)を読んで
日本の社会もようやく変わりつつあると感じました。
かつて近所のおばあさんが「わたしは共産党が街頭演説しているときは
おっかないから裏道を通って帰る」と話しているのを聞いて苦笑したことが
ありましたが、戦前、共産党は軍部や政府から目の敵にされ、「アカだ」
「恐ろしいから近づくな」という宣伝が国を挙げてなされたため、多くの国民は
意識に中にそうしたイメージを刻み込まれてきたのです。60年以上もそれを
引きずるおばあさんの言葉を聞いた時、国家がはるレッテルの怖さを感じました。
討論番組を見ても、つい最近までは共産党の議員が発言するたび「また
共産党か…」と冷笑する議員が映される場面が多く、「国民の声を代弁して
いいことを言っているのにどうして?」という思いを無党派層の私でも持っていました。
しかし今は「いいものはいい」と、特に若者の意識が変わり、レッテルに惑わされ
なくなりました。国民こそが主人公だと自覚し、いい国をつくっていきたいものです。
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ttp://www.inoken.gr.jp/news/no102.pdf >「快適職場づくり」を教職員組合が推進
>(仙台市教職員組合書記長 遠藤利美)
ttp://www.zenkyo.biz/html/menu3/2007/20070412224118.html >仙台市教職員組合の遠藤書記長は、全国一斉学力テストの問題について発言。
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反共!なんて懐かしいフレーズ!
そしてガチのシンパが「無党派のワタシ」発言っ!