輸出14.3%減少…一ヶ月ぶりに貿易赤字?
今月に入り20日間の輸出が昨年同期に比べ大幅に減少したことが分かった。輸入も減少したが、
その割合は輸出に比べ大幅に少なく、今月の貿易収支が一ヶ月ぶりに赤字に転落する
可能性が高まった。
21日、関税庁によると、今月1日から20日までの輸出高は176億3300万ドルで、昨年同期より
14.3%減少した。同期間の輸入は219億1200万ドルで2.5%減少した。
これにより、貿易収支は42億7900万ドルの赤字で、年間の累積貿易収支は179億1700万ドルの赤字だ。
輸出は減少率が、今月1〜10日までの25.3%より低くなったが、依然として2桁の水準で
月末になっても、昨年9月(-1.1%)以来初めて、昨年同期間より減少することが避けられない
という分析だ。
貿易収支の赤字も、先月20日の27億ドルレベルよりはるかに多く、月末の輸出の集中を考慮しても、
今月の貿易収支が赤字に転じる可能性が大きい。先月の貿易収支は、5ヶ月ぶりに黒字(12億1000万ドル)
に転じた。
知識経済部の関係者は"米国連邦公開市場委員会(FOMC)が来年、米国の国内総生産(GDP)成長率見通しを
従来の2〜2.8%から-0.2%〜1.1%に下方調整し、日本とユーロも第2四半期連続のマイナス成長に
するなど、低迷を経ており、我が国の輸出に悪影響を及ぼしている"と話した。
この関係者は"ただし、原油価格と為替相場が急騰落しており、今月末の輸出結果が
どのように出てくるかは簡単に予断をできない状況"と付け加えた。
http://stock.moneytoday.co.kr/common/article_print.htm?no=2008112109501852483(韓国語)