【wktk】韓国経済ワクテカスレ 169won【Yes,we 韓!/盧,We Can't!】
韓国銀行スワップ競争入札'副作用'論議
差益取り引きの機会提供..落札金利公開の後遺症
韓国銀行が国内の外国為替銀行の外貨流動性を供給するために毎週実施している
'スワップ競争入札制度'の副作用をめぐる論議がおきている。
市場で形成される金利より低い金利に外貨を供給されることから、実際に外貨が必要な
銀行だけでなく差益取引目的で応札に臨む勢力が大幅に増加しているためだ。また、
スワップ市場とは別に、資金市場で形成されている外貨のコール金利を引き上げる
役割も果たしているという指摘もある。。
差益取引'機会提供'
韓国銀行によれば、第1次スワップ競争入札の落札スワップポイントは、-6.97ウォンで
絶対金利で換算した場合、8.25%の水準だ。当時の市場スワップポイント(終値)を
換算した金利9.47%より1.22%低い。
第2次と第3次入札でも同様に、落札金利は市場金利より1%ポイント以上も下回った。
落札金利が市場金利より低かったことに対し、韓国銀行は"現在のスワップ市場が
以上であるためで、市場の正常化のために、より良い条件で外貨を供給している"
という立場だ。 韓国の金利が米国金利より高いため、本来、スワップポイントは
プラスとなるのが正常だ。
問題は、韓国銀行の外貨の金利条件が、市場金利より良いと知ると、これを差益取引の
機会として利用する場合が頻繁だあるという点だ。韓国銀行のスワップ入札で外貨が
供給されたら、即座に市場に持出して売れば、席に座ったまま、まさに1%ポイント
以上の利益が出るわけだ。韓国銀行から外貨を供給されている国内銀行の大部分が最近、
外貨資金市場でのオーバーナイトコールの主な供給源になっているということが、
このような状況を証明している。(1/3)
>>654 の続き
外貨資金仲介社のある関係者は"マネーマーケットでオファー(外貨の売り注文)を出す側は、
ほとんどローカル(国内)銀行"とし、"他評基金と外貨準備高で支援を受けた国内銀行の
外貨事情が良いようだ"と話した。
逆に、外資系銀行の国内支店は、国内銀行の外貨資金を主に受け取っていると伝えられている。
結局、韓国銀行の外貨準備高が外資系銀行の資金源の役割をしていて、その中で
国内銀行が利益を上げているわけだ。
政府のある関係者は"最近の銀行のオーバーナイト資金運用が増加したが、この資金が政府が
供給した、外貨準備高ではないかという気がする"とし、"銀行が外貨準備高を受け取って、
その金で国際金融市場でオーバーナイト取引で商売しているようだ"と話した。
外貨コール金利の牽引Vs透明性確保
韓国銀行の落札金利を公式に発表するのが正しいのかという意見の食い違いも見られる。
透明性の確保の視点で必要だという側と外貨コール金利上昇を牽引しており、
問題があるという側が対抗する。
国策銀行のある関係者は、"差益取引の誘引はできるだろうが、政府の金融市場対策が
透明性を持つことは必要だ"と語った。
副作用も少なくない。外貨資金市場で3ヶ月満期のコール金利が不安定となり、韓国銀行の
スワップ競争落札金利が基準となって、外貨資金市場の金利を自然に上げているのだ。
実際、国内銀行の外貨資金満期到来時の借り換え(ロールオーバー)金利が大幅に上昇している。
外資系銀行から借りた3ヶ月満期の外貨の金利が10%の水準に達している。libor基準として
加算金利が500bpをはるかに越えて、ロールオーバーを放棄する事態が続出している。
(2/3)
>>655 の続き
都市銀行の関係者は"国内の外貨資金市場で、外貨3ヶ月コール金利が不安定となり、
金利の基準が韓国銀行のスワップ落札金利になっている"と述べ、"そうなれば10%台の
金利を払わなければならないので既存の借換のロールオーバーができない"と話した。
韓国銀行が落札金利を明らかにしたせいで、ロールオーバー金利が貸主にあらかじめ
読まれている為だ。
しかし、都市銀行のこうした訴えは、行き過ぎた主張という批判もある。異常な
国内スワップ市場に対する説明など、大株主との金利の交渉力が落ちたことについて、
韓国銀行を恨んでいるということだ。また、市場金利よりも低い、韓国銀行の
スワップ落札金利が外貨コール金利を上げたという主張は強引な主張だというものだ。
すでに落ち着いた市場金利を受け入れる必要もあるということだ。
外資系銀行のある関係者は"今のスワップ市場で取引される金利が異常であって、韓国銀行は
外貨を供給しているが、ロールオーバー時資金を貸した側に、このような状況の説明の
努力と説得が不足している"と語った。
彼は"スワップ市場では外貨だけでなく、韓国ウォンの需給も金利に大きい影響を
及ぼしている"とし、"スワップ市場・資金市場のどちらで受けるにしても、市場で
取引された金利水準に対する適応することが必要だ"と話した。
(3/4)
>>656 の続き
FRBの'慣例'
論議は、他にもある。国内の競争入札を通じて、銀行に供給した外貨を再び
米国連邦準備制度理事会(FRB)とのスワップに持って行くべきなのに、この情報が
事前に提供されているのだ。このような理由で、韓国銀行もFRBとスワップ金利を
めぐり、多少摩擦があると伝えられている。
韓国銀行の関係者は"スワップに対する理論的な意見交換や、実際の交換方式に関する
合意は終わったが、金利の問題について、追加的な意見調整をしている"と明らかにした。
金融界の関係者は"韓国銀行がFRBとのスワップで提供されるドルは、韓国銀行の
スワップ競争入札金利より低いと、結局、FRBが、韓国銀行に供給する外貨の
金利がある程度類推される"とし、"FRBの情報が間接的に公開されること"と話した。
このため、韓国銀行はFRBとのスワップ金利が国内での競争入札の落札金利よりは低いが、
どの程度低いかは明らかにすることはできないという立場だ。
一方、FRBは、スワップ契約を結んでいる主な国々に自国内の外貨供給に関する情報の
透明性を要求していると伝えられている。
http://stock.moneytoday.co.kr/common/article_print.htm?no=2008111118026099599(韓国語)
(4/4)
計算違いでした、
>>654と
>>655 はそれぞれ (1/4)(2/4)に訂正いたします。