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312日出づる処の名無し
外国為替保有額の急減..問題ないか(ソウル=聯合ニュース)2008/11/04 06:00..送稿

先月我が国の外国為替保有額が史上最大規模の274億2千万ドル急減して、外国為替市場に及ぼす
影響が注目される。外国為替保有額は4月37億6千万ドル減少を始まりに5月22億8千万ドル
・6月1億ドル・7月105億8千万ドル・8月43億2千万ドル・9月35億3 千万ドルなど7ヶ月連続減った。
10月減少分はそれまでの6ヶ月分減少分を全て合わせた規模(245億7千万ドル)より大きい。

韓銀は国際金融市場不安で外貨調達に困難を迎えている銀行業界にドルを大挙供給して、
ユーロとポンドの劣勢によりドル換算額が減少した異例的な要因が大きいと説明した。

専門家たちは外国為替保有額減少が当局の外貨資金難解消の先制対応に従ったもので、さらに韓国と米国間
で通貨スワップ協定締結以後、外貨資金市場が安定を取り戻していて市場不安を招きはしないと観測した。
しかし足元の火を消した状況で外国為替保有額が追加で急減すれば、
市場不安が再現されるために適切な管理が必要だと注文した。

◇外国為替保有額の急減原因は
韓銀は外国為替保有額急減の原因として銀行業界に対するドル流動性供給
・ユーロとポンドなどその他通貨の劣勢にともなうドル換算額減少を挙げた。
以前のように外国為替市場介入のために保有ドルを減少したのではないとの説明だ。

政府と韓銀は最近の米国発金融危機でドル難が深刻化されるや、200億ドル以上を外貨流動性供給に使った。
先月政府はスワップ市場と輸出入銀行を通じて150億ドルを解いたし、二度の競争入札で
総27億ドルを支援するなど全体流動性供給予定額(約450億ドル) の半分を吐き出した。
ユーロなどその他通貨がドルに対して劣勢を見せて、これら通貨と表示された
資産のドル換算額が減少したのも主要因として韓銀は分析した。

韓銀は外国為替保有額の通貨別運用現況を公開しないでいる。ただし昨年末現在のドル資産の
比重は64.6%であり、残りはユーロ・円・ポンドなど主要先進国通貨に投資されている。
ドル以外の通貨資産が3分の1に達する状況で、ドル以外の通貨の劣勢は保有額減少の大きい要因になる。
10月中、ユーロとポンドはドルに対して9.4%ずつ切り下げされた。
(つづく)1/3
313日出づる処の名無し:2008/11/04(火) 08:27:55 ID:P+NVHWcO
>>312のつづき
国民年金との通貨スワップ早期解約にともなう増加分(50億ドル)と、運用収益など増加要因が
あったことを勘案すればドル以外の通貨劣勢による減少分が相当あるという説明だ。
韓銀キム・ユンチョル国際企画チーム長は「ドル以外の通貨劣勢にともなう減少分を
明らかにすることはできないが、思ったより非常に大きい」として「これはドルで
換算された金額が減少したことで実際の保有資産が減ったのではない」と話した。

◇保有ドルの減少持続するか
外貨保有額が減っているけれど、最近好材料も相次いでいて減少傾向を
持続するかは見守らなければならないものと見られる。

米国連邦準備制度理事会(FRB)と300億ドル限度の通貨スワップを締結することによって、
保有額減少なしで市中にドルを供給できる余裕資金ができた。特に経常収支が10月から黒字に
戻ると予想される点は肯定的信号だ。9月経常収支赤字は前月の約47億ドルから12億ドルに急減した。
10月には10億ドル以上の黒字を出すと韓銀は推定している。

問題はドル強勢の持続だ。ヨーロッパと日本の景気が米国よりさらに険しく急冷して、
ユーロとポンドがドルに対して劣勢を免れなくなっている。
市中の外貨流動性が完全に解消されなかった状況で、韓銀が毎週競争入札方式の
スワップ取り引きでドルを供給している点も減少要因になる。ただしスワップ取り引きは
満期が終われば韓銀はドルを返してもらえるから結局は外国為替保有額は満たされる。

三星経済研究所チャン・ジェチョル首席研究員は「10月は国際金融不安が最高潮に達して
ユーロ・ポンドなどが超弱気傾向だったが、金融不安が落ち着いて来てドル以外の通貨劣勢
にともなう減少幅は大幅に減る」としながら「ここに米FRBとの通貨スワップ締結
・経常収支黒字などプラス要因があって保有額が10月のように急減はしないだろう」と話した。

◇適正保有額の論議、再現されるか
政府の金庫にあるドルがずっと減る事により適正外国為替保有額論議が再現される可能性がある。
先月末の外国為替保有額が2千122億5千万ドルで6月末基準2千223億ドルの流動外債規模を下回るためだ。
一部では短期外債に1年内に満期到来する長期外債を合わせた流動外債を根拠に
使用可能な外国為替保有額が事実上すっかりなくなったという意見を出している。(つづく)2/3
314日出づる処の名無し:2008/11/04(火) 08:28:26 ID:P+NVHWcO
>>313のつづき
政府が7月末現在375億ドルに達する外貨預金に対して元利金を保障することにした点も外国為替保有額の
減少憂慮を育てることになる。米国モーゲージ業者のファニーメイとフレディマックの債権に投資した
外国為替保有額が370億〜380億ドルと知られた点もやはり論議をそそのかすことになる要因だ。

専門家たちは最悪の状況だけを仮定して外国為替保有額を一定水準以上維持する必要はないと話した。
外国為替保有額は危機克服のために使う非常用の金で、目的に正しく
使って一部減ったからといって問題にする必要がないと説明した。
ただし韓国と米国間の通貨スワップ協定締結以後、外貨資金市場の収縮現象が緩和されているので、
先月と同じように急激な外国為替保有額減少傾向が持続するのは望ましくないと指摘した。

LG経済研究院ペ・ミングン研究委員は「流動外債を全部当局が返さなければならないという仮定の
根拠に基づいた適正外国為替保有額主張より銀行の外貨調達マヒのような目の前の火を消さなければ
ならないという現実論が力を得るようだ」として「韓米間の通貨スワップ協定で急な火を消したので、
これからは外国為替保有額減少幅が鈍化するように管理する必要がある」と話した。

◇為替レートに及ぼす影響は
外国為替市場参加者は外国為替保有額減少傾向が鈍化する場合、為替レートに及ぼす影響が大きくないと分析した。
先月、外国為替スワップ市場安定のためにドルを供給して外国為替保有額が急減したが、スワップ市場が
安定する兆しを見せていて外国為替保有額の投入規模が減らすことが出来るという観測だ。

現物為替と先物為替の格差スワップポイント3ヶ月水準は9月26日-2.00ウォンから先月10日-29.00ウォン
まで暴落して、外国為替保有額を動員した当局の介入で今月3日現在-15.50ウォンを記録している。
ウォンを渡して3ヶ月間ドルを借りようとする需要が減ったことを意味する。
スワップポイント下落はウォン.ドル為替レートにも心理的な下落要因として作用することができる。

外換銀行キム・トゥヒョン次長は「外貨資金需要が多い年末を控えた銀行の外貨調達がある程度
終わって、スワップポイントが緩やかに上昇するものと見られる」として「当局の先制対応に
ともなう外国為替保有額減少を外国為替市場不安要因とは解釈しないだろう」と話した。
キム次長は「ウォン.ドル為替レートは韓米間の通貨スワップ協定以後、急落傾向が一段と弱まったようだ」として
「当分大幅に騰落しながら1,300ウォンを行き来することになるだろうが、騰落幅は徐々に減るだろう」と展望した。
http://www.yonhapnews.co.kr/economy/2008/11/04/0325000000AKR20081103211600002.HTML(韓国語)3/3