【wktk】韓国経済ワクテカスレ164won【SWAP×SWAP】

このエントリーをはてなブックマークに追加
478日出づる処の名無し
フジサンケイ ビジネスアイ
Bloomberg
「格付け会社に責任の一端」 ジャンク債の帝王、ミルケン氏
2008/10/31

 かつてジャンク債(焦げ付きリスクの高い高利回り債券)の帝王として名
をはせたマイケル・ミルケン氏は、信用収縮のきっかけとなった、少ない元
手資金で多額の取引を行うレバレッジを高めた取引が拡大した責任の一端が
格付け各社にある、との見方を示した。
 ミルケン氏によると、2007年に格付け付きで発行された債券の半数以
上は、米スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)などの格付け会社から
最上位のトリプルA(AAA)を付与された。
 ミルケン同氏は「数千の金融商品に」付与されたAAA格付けが、「本当
はAAA格付けになるはずがなかった。だからこそ、レバレッジの上昇を容
認したのは格付けであり、人々は自分で与信審査を行わずに格付けの上にあ
ぐらをかいてしまった」と語った。
 サブプライムローンやその他信用度の低い債務が証券化によって、高いリ
ターン(投資収益)を備えた新たな証券として組成された。ただ、それらは
同じ格付けの投資案件に比べてリスクは多様化していた。結果的には、そう
した高格付けの商品が世界中の金融機関に昨年の年初来6800億ドル(約
67兆円)以上の損失をもたらした。
 ミルケン氏によれば、AAA格付けの企業は米国には6社しかない。米マ
イクロソフトはまだ債券を販売したことがないが、米ムーディーズ・インベ
スターズ・サービスとS&Pはともに、先月、同社に対して最上位格付けを
付与した。

(つづく)