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韓米通貨スワップ、証券市場の大型好材料になるようだ(ソウル=聯合ニュース)2008/10/29 19:29..送稿

韓国と米国の通貨スワップ協定が締結されれば私たちの経済全体に及ぼす
波及効果が大きくて、証券市場でも大型好材料になるものと見られる。

通貨スワップというのは2ヶ国の中央銀行が相互一定額の自国通貨を一定期間預けておいて、為替相場の安定を企てようと
することで、最近外国為替危機の水準で急落しているウォン・ドル為替レートを安定させるのに決定的な役に立つ展望だ。

外国為替市場の不安は国内経済全般を揺さぶる経済最大変数の中の一つという点で、韓・米通貨スワップは外国為替市場の
安定をもたらして、国内証券市場の投資心理改善と銀行株・建設株など個別銘柄の恩恵につながると観測される。

今年の初め以後、米国発信用危機が本格的にふくらんで国内証券市場が外国為替市場の影響から抜け出すことが
できなかったという点で通貨スワップ協定は外国為替市場安定を通した証券市場投資心理改善に連結するという分析だ。
銀行業種の場合、外貨流動性問題が最近株価暴落の大きい原因であったため通貨スワップでドル供給が円滑になりえる。

また外国為替市場が安定すれば物価安定を誘導でき、政府当局の銀行債直接買い入れ・建設会社救済方案など
当面した難題を解決できる契機を用意することができるという観測も提起されている。
グッドモーニング新韓証券イ・ソンヨプ研究員は「ドル不足現象が一定部分解消されて証券市場反騰の可能性も大きくなった。
為替レート安定は政府政策運用の幅を広めて金融業界と建設業界などの流動性問題を解決する契機を用意する事になる」と分析した。

ハナ大韓投資証券ソ・トンピル研究員は「証券市場に及ぼす直接的な影響は制限的だが、銀行株暴落を招いた銀行業界の
外貨流動性問題や外貨債権に対する信用度下落などに対する不安心理を解消するのに寄与するという点で肯定的」と評価した。
しかし韓・米通貨スワップ規模がいくらになるのか、通貨スワップ条件はどうなのかが分からなくて最近の証券市場急落の
主原因が外国人の株式売渡しだった事を考える時、通貨スワップ自体で証券市場の流れを変えるには力不足という主張もある。

SK証券キム・ジュンギ投資戦略チーム長は「通貨スワップが日本・EU等と同じように
無制限になされれば最良だが、限度に制限を置けば米国が私たちが持っている米国国債を
担保に設定して国内金融機関に苛酷な構造調整を要求することになる」と指摘した。

現代証券リュ・ヨンソク研究員は「外国為替市場安定は肯定的だが、それによって株価が果たして上がるかは別個の問題だ。
今日ウォン・ドル為替レートが上げて行ったが証券市場は下落した」と話した。
http://www.yonhapnews.co.kr/economy/2008/10/29/0325000000AKR20081029212100008.HTML（韓国語）