【カイワレ直人と】小沢民主党研究第230弾【病弱一郎】

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962日出づる処の名無し
党首討論めぐり攻守逆転 求める首相、小沢氏は慎重
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/ntok0069/list/CK2008102502000208.html

 麻生太郎首相と民主党の小沢一郎代表の党首討論開催をめぐり、自民、民主両党の立場が逆転している。従来は
民主党が首相追及のために開催を要求し、自民党が難色を示す構図が定着していたが、今回は、首相が前向きで、
小沢氏が慎重。今国会は衆院解散・総選挙への思惑が絡み、両党の攻守逆転が目立っており、その現象がここでも
現れた。

 党首討論の舞台となる衆参の国家基本政策委員会は24日、合同幹事会で日程を協議。自民党が29日の開催を
提案したのに対し、民主党は「引き続き努力したい」と回答するにとどめ、結論を週明けに持ち越した。首相は「国民
から見て、党首がきちんとした討論をするのは道理ではないか」と開催にこだわり、直接対決なら負けないという自信
を示す。

 強気の背景には、各種世論調査で「次期首相にふさわしいのは麻生氏」との回答が、「小沢氏」を大きく上回っている
ことがある。「麻生対小沢」の個人対決色を強めれば、衆院選で優位に立つ争点が増えるというわけだ。

 対する小沢氏は「解散すれば(報道機関の要請で)毎日のように党首討論をやる」と解散を求め、取り合う気配は
ない。もともと表舞台の論戦を好まないことに加え、首相の求めに応じれば、相手の土俵に乗る結果になるとの計算
もある。

 ただ、党首討論は、自由党党首だった小沢氏の提唱を自民党が受け入れ、2000年の通常国会で導入された仕
組みだ。首相からも「小沢さんが作ったシステムだ」と指摘されており、この点では小沢氏の旗色が悪い。

 民主党内には「党首討論はやった方がいい。小沢さんが負けるとも思えない」と期待する声が根強い。ある幹部は
「首相が本当に解散する気なら、小沢さんに出てもらう。逃げたと思われてはいけない」と強調する。