>>856 成語のご指摘ありがとう。その電波記事も探してみますね。
▼[シズルナルズル] 外国車 (ソウル新聞)
外国車の価格はカラクリ眼鏡の中だ。アメリカに比べて韓国の車価格は目が飛び出すほど高い。BMWや
レクサスなど韓国で人気のある車であればあるほどこんな現象がひどい。アメリカのインターネットを検索
して見れば、BMW328iコンバーチブルの場合価格はおよそ4万ドルほど。消費者勧奨価格(MSRP)と実際の
販売価格は少し違うが、その差はたかが1000ドル前後だから無視しても良いほどだ。この車は韓国で為替
の騰落が激しくなる以前である今年上半期、およそ7000万ウォン台で販売された。3000万ウォンほど高い。
レクサスも同じだ。レクサスsc430はアメリカで5万8000ドルほど。しかし韓国では1億ウォン台だ。やっぱり
4000万ウォンほど差がある。
輸入車協会ではこれについて、韓国は外車市場が小さく、各種税金などが高いせいだと主張して来た。
ある程度一理ある。実際我が国の自動車関税率は8%で、アメリカの2.5%、日本の0%よりずっと高い。車の
購入でかかる全ての税金を合わせれば、およそ車両価格の20〜30%水準に至る。事情がこのようだから、
アメリカより30%以上高いのは当然だ。
問題は看過できないほど高いという点だ。レクサスsc430を基準にすれば、今年上半期アメリカの販売
価格に韓国の税金を加えればおよそ7万5000ドル位でなければならない。相変らず韓国の方が2500万
ウォンほど高い。マージンだ。
どうしてこんなに外車マージンが高いのか。公正取引委員会が解答を出した。公正委は一昨日BMWと
レクサスなどの国内ディーラー16社に、価格割引幅を談合した事実を摘発して217億ウォンの課徴金を
賦課した。これらは談合内容をお互いに守っているか見張るため、職員を顧客に装って値段を問う
‘ミステリーショッピング’までしたりした。結局輸入車の途方もなく高い国内販売価格は談合の結果だった
ことがわかった。
今度の公正委の摘発は、逆説的に韓国も輸入車関税を低める時点になったことを示唆している。高い
輸入障壁によって国内消費者が適正価格を分かりにくくなったすきに乗じて、輸入業者たちが談合の誘惑
に陷ったと思われるからだ。また政府が保護の傘を取り去ってこそ、国内自動車業社もいっそう元気に
なることができる。
パク・ジェボム首席論説委員
[email protected] 2008-10-18
http://www.seoul.co.kr/news/newsView.php?id=20081018027013 (韓国語)