【wktk】韓国経済ワクテカスレ134won【10月は韓無月】
「ドル調達」パイプライン確保の布石(ソウル経済)2008/10/03 18:10:30
イ・ミョンバク大統領が3日、韓・中・日財務長官会の推進を提案したのは最近の金融危機を迎えている米国とヨーロッパ連合(EU)から
の資金借り入れが事実上中断されることによって、ドルを十分に保有した中国と日本に流動性供給パイプラインを繋いでみるという意図
として把握される。
実際、最近金融市場では米国・EUからのドル資金調達が完全に切れた状況であり、中国・日本などアジア圏からのドル調達で命脈を維持
している。
現在、中国と日本の外国為替保有額は各々1兆8,000億ドル・1兆ドルで世界外国為替保有額順位1・2位を占めている。反面、米国と
ヨーロッパは信用危機の風が勢いよく固め打ちして大型金融機関が倒産直前になるなど足下の火を消す事で考える余裕もない状況だ。
我が国のドル難を考えてあげる余力がないという話だ。結局、外国為替危機までではないが我が家に火事が起こった場合、助ける消防士
は事実上中国と日本しかなくて、このために事前に両国家との国際金融協力体制をはっきりと固めておくという意中だ。
最近、米国をはじめとして8ヶ国中央銀行の通貨スワップ拡大共助で我が国が疎外された点も韓・中・日3角共助提案の原因と分析される。
米連邦準備制度理事会(FRB)は最近、国際金融市場でドル不足問題を防ぐためにヨーロッパ中央銀行(ECB)・カナダ・英国など8ヶ国
中央銀行と通貨スワップ(一時的な通貨交換処置)限度を2,900億ドルから6,200億ドルに3,300億ウォン増やすことにしたが、我が国は
ウォンの低評価で共助体制から外れた。
(つづく)