【政治経済】平成床屋談義 町の噂その119

このエントリーをはてなブックマークに追加
798日出づる処の名無し
コロンビアにおけるポルセIII水力発電プロジェクトに対する支援
〜民間シンジケート・ローンへの保証により日本企業の海外事業展開等を支援〜/国際協力銀行
ttp://www.jbic.go.jp/autocontents/japanese/news/2008/000207/index.htm

(抜粋)
2. 本シンジケート・ローンは、EPMが同国アンティオキア県メデジン市北東に位置するポルセ川にて実施する
  ポルセV水力発電所(660MW)の建設における土木工事及び周辺機器調達のための資金として利用されます。
  当行は、EPMの要請に応え民間金融機関の組成するシンジケート・ローンに対して保証を提供し、本プロジェクトの
  円滑な実施を支援します。なお、同国向けには、治安の悪化などを理由として、1980年代を最後に、
  日本からの重電機器輸出が途絶えておりましたが、本プロジェクトでは、国際競争入札を経て、
  日本企業が25年ぶりに同国向けの重電機器を受注しております。

3. 同国では、順調な経済成長により今後15年間で毎年4%の国内電力需要の拡大が見込まれる中、
  EPMやEPMが主要株主となっているISAGEN(コロンビア発電公社)により、本プロジェクトに次ぐ後続プロジェクトが
  多数計画されています。当行の保証を通じて本プロジェクトが円滑に実施されることは、今後の同国における
  重電機器マーケットでの日本企業のビジネス機会の創出につながり、国際競争力の維持・向上が期待されます。

4. また同国は、既に開始されているエクアドル向け電力輸出に加え、2007年9月、パナマ政府との間で送電網の接続につき
  合意しており、この接続が完成すれば既存の中米送電網経由で中米各国への電力輸出が可能となります。こうした中、
  本プロジェクトは、同国内の安定的な電力供給のみならず、近隣諸国への電力輸出にも大きく寄与することが期待されます。